３歩進んで２歩戻るの巻？

M.SUGIOKA PC159

 

日常が

戻ったようで

戻らない

 

展望が

見えるようで

見えない

 

もどかしさ

 

ただ

希望だけを

胸に

祈りはまだ続く

AIC/20 Aldo Andreolo-Incontro
Migneco & Smith editori-ƒirenze



なかなか日常に戻れません。

テレビぴあの占いで
今年のことを書いてたのを
ふと思い出し
のほほんなことを書いていたら
笑ってやろうと
戯れに引っぱり出して眺むれば・・・

なんと

３月12日に
牡羊座に改革の星
天王星が入ると

牡羊座は『始まり』の星座であると

あらゆる分野、世界で
新しい動きが始まる
特に
政治、国際情勢、スポーツは
激動の暗示

と
書いてあるじゃあないですか！

地震があったのは３月１１日
次の日から全て変わった・・・

『始まり』とは『リセット』とも思える

驚いた。

恐るべし占星術

と、思ってしまいました。

勿論
当たるも八卦
当たらぬも八卦
妄信は禁物なのですが。

祈り

重美　聖徳太子立像　康俊　　鎌倉時代




昔
『日出づる処の天子』という
漫画がありました。
山岸凉子先生の作品です。

聖徳太子を天ちゃん呼ばわりをしていた
罰当たりな我々でしたが

この像の天ちゃんはちょっと不気味
ご幼少のみぎりの立像ですが
えらい老け顔ではありませんか

とは言っても
ありがたい像には違いありません。
祈ればきっと
ご利益があるものと




ひどい災害が起こりました。

あの日常の瞬間から
何もかもが変わってしまった人達が
たくさん産まれてしまいました。

こちらも立ってられない程のひどい揺れ
同時に停電し
断水し
ロウソクで一夜を明かしました

でも幸いそれだけです。

テレビがついて
東北の惨状を知りました。

被災した方々の救済を祈ります。

今の自分にできることは何だろうか

取りあえず、節電

献血

各方面の準備が整ったら
募金や物資の寄付

これぐらいしかできません・・・

あとは祈るだけ

強く強く祈ります

となりのみよちゃん

　となりのみよちゃん　で販売していた葉書
　作者とかは不明





当時はださいと思っていたのに
昭和レトロですか？

懐かしいというか
新しい感じすらいたします

不思議ですね

この血と肉に
刻み込まれているのでしょうか

黄金郷～エルドラドはどこへ

Jacques Louis DAVID (1748-1825)
Le Sacre (1805-1807)
PARIS MUSEE DO LOUVRE


チェーザレ・ボルジアを読んで
連想したことがあります。

ひとつ
織田信長と
重ね合わされた部分

最初から
お隣の土地が欲しいな的な
ちんけな征服欲ではなく
壮大なビジョンを持っていたこと

戦術の天才てあると共に
政治を知っていた事
畏れられると同時に
惹き付けられること
お互いに
成し遂げる途中で
死んだこと・・・


などと妄想を
楽しみつつ

法王の子供であることから

山本鈴美香先生の
『七つのエルドラド』が
強く思い出されました

素晴らしく面白かったあの漫画
未完に終っているのは
本当に大変に残念です

優雅なる冷酷

LE PERUGIN (1446-1523)
Apollon ET Marsyas
Paris-Musee du Louvre



懐かしい本を読み返しています
『チェーザレ・ボルジア
　　　あるいは優雅なる冷酷』
作者は塩野七生さん

これを読んでチェーザレ・ボルジアを
好きになった人間がどれだけたくさん
いたことでしょうか・・・

タイツを履いた男など
バレエ・ダンスの舞台の上以外では
間抜けに見えるしかないのだとは
現代に生きる私の身勝手な思い込み

チェーザレ・ボルジア
時代の最先端ファッションを好んだあなた
そのあなたがタイツを履くというのであれば
私も
もはや
それを愛し
賛美し
讃えるしかないのです