まぼろし 忌野清志郎
ぼくの理解者は
いってしまった
もう ずいぶん前の
忘れそうなことさ
あとは 誰も
解ってはくれない
ずいぶん
ずいぶん
ずいぶん長い間
ひとりにされています
誰か 友達を与えてください
何度も裏切られたり
失望させられたままのぼくに
そしたら ぼくの部屋に
一緒に連れて帰る
幾晩も
幾晩も
幾晩もの間
枕をぬらしました
ぼくの心は
傷つきやすいのさ
ぼくは
はだしで
歩いて部屋へ戻る
だから早く
近くに来てください
いつだって
いつだって
昼も夜もわからず
幻に追われています
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
私がRCサクセションの中で
『雨上がりの夜空に』『スローバラード』についで
好きな曲がこれです。
これを聞いて涙していた暗い学生時代。
今思うと10代の私は自宅では
プチ引きこもり状態でしたね。
とにかく母親との関係が最悪でしたから。
うちの母親は要約すると
お姑のようなお方。
超完璧主義で心配症で細かく口うるさかった・・・
窓の桟を指で~という姑のお約束がありましたが
うちの母は私が拭いた食器をいつも指で撫でて
水気が取れてるか確認していましたもんね・・・・
取れてなかろうものなら『お前は何をやっても誠意がない!』
とねちねち怒られるそんな、毎日。
両親は共働きだったので普段は野放し
帰って来るとその空白を埋めるために
子供をかまいまくる・・・
それがすなわち、一から十まで
指図して完璧に思い通りにしたいのね~
で、できないとののしり
反抗すると人格までをこき下ろす
いや、今思うとプチ地獄でしたね。
中学生、高校生とうちが地獄。
あの頃はとにかく
家から出たい独立したい
出来ればこの血の繋がりを断ちたいと
毎日、思ってました。
そんな時、この曲を聴いて
どこかに私のすべてを受け入れてくれる
存在がいるのではないかと儚い希望を繋いでいたのでした。
そして現在。
完全に家から独立した現在。
母親とは相変わらずですが
ある程度、距離をおけるようになりました。
長い道筋ですね。
まだ続きます。
。。。。。。。。。。。。。。。。
女達はできたとこまでで一段落です。
再び、スパイラルに手を入れています。
あっちとこっちと
気分転換しながら・・・
なるべく早くできるといいな・・・
2012年で終わっちゃうなら急がないとね。
なんて。
アンゴルモアの大王をやり過ごした身としては
どうとでもなれって気持ちですよね。