地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

和歌山県北部でM2.3

2019-08-15 05:20:02 | 日記
 和歌山県北部で動きがありました。M2.3でごく浅い地震です。昨日の状況を見てみても、和歌山県から四国を通って九州の中南部までで、細かな地震が多数起きていますから、まだ、震源の浅い地震がこのエリアで続きそうです。今まで起きていた熊本や日向灘方面で動く可能性が高いと思っていてください。

 また、太平洋プレートに関しては、関東の下部の埼玉や栃木で震源の深さ50キロ前後の地震が増えてきていますから、かなり内陸の方まで入り込んできているとみて、間違いないでしょう。少し前に東京湾近辺で揺れると書きましたが、それがさらに進んで、東京湾の西側で動きが起きるようになってきているようです。東京や神奈川・埼玉西部で動きが出やすくなっていると考えてください。
 さらに東北でも、震源の50キロ前後の地震は、宮城で内陸部に入り込んできています。ですから、岩手だけではなく宮城でも沿岸部で震源の深さが中程度の地震が起きやすくなっていると考えてください。

 日本海側でも相変わらず、動きが続いていて、まだ、山形県沖の余震も収まっていません。昨日は、地震自体が少なかったのですが、明日・明後日あたりに、また、一気に日本国内全体手で動いてくる可能性もあります。

 世界的にみると、M5規模の地震が連続して起きているのはインドネシアで、それも、インド・オーストラリアプレートとユーラシアプレートの境界で頻発しています。いわゆる、スマトラ沖の地震で、大きな津波が発生したエリアと考えてもらえると分かると思います。ここが動くとユーラシアプレートの動きにも変化が出てきますから、今後の動きに注意が必要です。
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