地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

青森県三八上北地方でM5.4 太平洋プレート関連の地震が連鎖的に起きました。

2019-08-16 05:29:00 | 日記
 青森県三八上北地方でM5.4の地震がありました。震源の深さは90キロとやや深めです。こういう深めの地震が起きると、他のところに影響を与えやすくなります。太平洋沿岸部では、十勝・宮城・福島などで、それぞれM4クラスの地震が起きていますが、その呼び水となった地震だと思います。昨日のブログで書いたように、一気に動いてきたという感じですね。
 さらに十勝地方では、震源の深い地震が2回起きていますから、今度は道南方面に影響が出そうです。注意していたほうがいいと思います。
 関東方面では、栃木と群馬の県境で、細かな地震が多発しています。ここか、ここより北西方面で震源の浅い地震が起きる可能性が高くなっていると思います。

 そして、新潟県下越沖でもM3.2の地震が起きています。以前から書いているように、山形県沖の余震域に当たるところで起きている地震です。気象庁が発表していない細かな地震では、この新潟県下越沖の震源からみて南西方向に動きが出ていますから、この亀裂が広がってくることも考えられます。今後、注意が必要になってくると思います。

 今回、太平洋プレートの方で動きがありましたが、これと連鎖して、今度はフィリピン海プレートの動きが出てくるのではないかと思います。紀伊半島近辺や、昨日、一昨日にこのブログで書いたところでは、注意をしていてください。

 世界的にみると、アメリカの内陸部、ワイオミング州やオクラホマ州で、規模は小さめですが地震が起きています。ヨーロッパでも動きが出ているようです。地球規模でみても、日頃地震が起きないところで揺れている状況になってきています。ですから、今まで大きな地震が起きたことがないと安心していられない状況になってきていると考えてください。
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