地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

西表島付近でM5.5 千葉県東方沖でM4.1 豊後水道でM3.2 その他有感地震が5回

2020-03-31 04:58:10 | 日記
 フィリピン海プレートの動きから、西表島付近でM5.5の地震が発生しています。この震源の付近では、震源の浅い地震が集中していますから、有感地震になっていないものも、比較的規模が大きなものです。その他の地域の動きと考え合わせると、どうやら、フィリピン海プレート自体がやや回転するような動きになっていて、西方が押し上げられているのではないかと思います。
 そのため、熊本県阿蘇地方でもM2.4とM2.3の地震が発生していますが、昨日書いた、この九州の中央付近の動きも九州の西方海上の動きも、このフィリピン海プレートの動きの影響ではないかと思います。

 また、昨日書いたところでは、大分と愛媛の中間点、豊後水道でM3.2の地震が発生しました。この地震は、40キロと震源の深さ中程度。ここも震源が浅ければ単にフィリピン海プレートが浮き上がってきていると判断するのですが、そうではないので、回転の動きによって、噛み合いが緩んで滑りが起きている、という判断をしています。近畿地方については、昨日書いた大阪・京都方面より若干東の滋賀県北部でM2.5の地震が発生しています。

 福島県会津のM1.9と茨城県北部のM3.2は、いずれも、以前書いた福島~佐渡島のライン上で、有感地震にはなっていませんが、佐渡方面でも地震が発生しています。千葉県沖のM4.1は、単純に押されて、その圧力で崩壊したと思われます。東京湾の周囲では、震源の深さが深いものから中程度のものまで発生していますから、ここで滑りが起きていると捉えています。

 北海道では、有感地震にならなかったものの、やはり、釧路・十勝沖で動きが出ています。今後、有感地震になってくる可能性があると思っていてください。

 また、現時点で動きが活発なのは、西表島近海。愛媛の下部でも震源の深さ中程度のエリアで動きがあります。さらに、茨城県南部でも動きが活発ですから、このあたりで動いてくる可能性があると思っていてください。
 
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