地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

バヌアツ・フィジーでM5 福島県沖でM5.0

2018-11-24 04:39:06 | 日記
 ざっくり言うとオーストラリアの東側、バヌアツとフィジーでM5クラスの地震が続きました。インド・オーストラリアプレートと太平洋プレートの境界で起きた地震。
 そして、日本でも福島県沖でM5.0の地震が起きました。

 長野県でも地震が群発していますが、実は、これ、今まで気象庁で発表になるレベルまで到達していなかったから、今までなかったように思うだけで、ずっと、このくらいのペースで地震が起きていたというのが、本当のところです。
 徳島で起きた地震は紀州灘の地震の流れでしょう。浦河沖の地震は、ほぼ青森県東方沖と言って構わないような位置で起きている地震です。
 ここ2日ほど、気象庁の発表になっている地震が少ないな、と思っていたら、一気に発表できるレベルの地震がやってきた、ということですね。

 それで、おそらく東北~関東の太平洋岸は、落ち着くことはないでしょう。今年の高温現象で起きる地震がすべて落ち着かないと無理だと思います。
 怪しい動きがあるのは、房総半島沖。伊豆大島や静岡の方で動きが出るかも知れません。熊本では、熊本地震の際に余震が続いた断層のあたりできれいに列をなすように、細かな地震が起きています。ですから、少し大きめのがガクンと来るかも知れません。ちょっと注意していてください。

 そして、今回は、また「嘆きの声」が入った詩です。

(9巻63番)
 同情と涙 叫び声と大きな喚き声
 ナルボンヌからベイヨンヌへ向かう道の近く フォアの中で
 おお なんという恐ろしさ 災害 変化
 火星が時折通過する前に

 これ、ハッキリしています。フォアで災害が起きるんです。場所は分かっているので、あとは時期の特定ができればコンプリートです。
 それで、ここはちょっと突っ込んでみようと思います。

 まず、地名ですが、ナルボンヌはピレネー山脈の近く、地中海側の都市です。それに対してベイヨンヌは同じピレネー山脈のふもとでも、こちらは大西洋側の街です。そして、ナルボンヌからベイヨンヌに向かう途中、こちらもピレネー山脈のふもとでフォアというところがあります。スペルは「Foix」。
 そして、この詩で気になるのはナルボンヌのスペル。正確に書くと「Narbonne」なんですが、この詩では、わざと(?)「Narbon」でお終い。

 それで、この詩をよくよく考えてみると、おそらく、ナルボンヌでは何らかの災害が起きていて、避難するためにピレネー山脈のふもと沿いをベイヨンヌに向かって進んでいる最中の話なんだろうと思うんです。そして、そういう状況であれば、ナルボンヌはもう正式に「Narbonnne」と呼べる状況ではなく、一部がガタガタに崩壊してしまっているので、町の名称も一部が欠落した「Narbon」という表記にしたのではないかと考えられなくもないんですね。
 そして、ノストラダムスは、そういう細かなところに、自分たちの想像を超えたような綿密な設定をしているように感じるんです。ですから、その違いを「漠然と一緒」にして訳してしまうと本意から外れてしまうように感じるんですね。

 ということで、この話、ナルボンヌが崩壊してから火星が救助に入ってくるまでの間の話だろうと推測できます。おそらく、イタリアの噴火直後の話だろうと思われます。そして、もしも、イタリアの噴火の時期が特定できるようになったら、そのときに「フォアには近づくな」という話ができるようになるかと思います。
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