地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

岩手県沿岸北部でM3.8 トカラ列島近海でM2.5

2023-06-13 06:47:03 | 日記
 昨日の有感地震はタイトルの2つだけでした。
 太平洋側の
 岩手県沿岸北部のM3.8と
 群発地震帯の
 トカラ列島近海のM2.5です。

 そして、今回は「高温現象」についてです。
 以前にも書いていますが、もう一度確認しておきます。

 地震が発生するときには、大抵の場合、地殻に圧力がかかって歪みが発生します。
 圧力がかかるということは、イコール「熱を持つ」ということになりますから、当然、気温に影響が出ます。
 過去の大きな地震の際にも必ずと言っていいほど、セットで「高温現象」が起きています。

 阪神大震災の前年に「大阪で観測史上最高気温」
 新潟中越地震のときにはその年の春先に「震源となった山古志付近で極端な高温」
 東日本大震災の時には、北海道の東部で沖縄よりも気温が高い箇所が出ていました。
 そして、それと同様のことが起きていて注意をしていたのですが、やはり胆振東部地震が発生しています。
 熊本地震の際にも四国の西方で高温現象が起きていて、この時にも注意を出しています。

 そして、今年なのですが、実は
 群馬県と栃木県の両方で、5月であるにも関わらず「35度越え」の気温を観測しています。
 地殻の状況では、この群馬・栃木の少し東側で、急に震源が深くなりますから、地殻の下部では、この辺りで少し下に出っ張った形をしているのではないかと予測しています。その出っ張った部分に圧力がかかっているのではないかと考えています。
 もしも、この地殻の下部で崩壊が起きると、震源の深さ80キロほどで大きな地震になる可能性がありますし、この出っ張りが崩壊しなくても、その歪みが違う場所に出てくる可能性があります。その場所として想定されるのは群馬・栃木の北部から新潟方面にかけての震源の浅い地震。この地震も規模が大きくなる可能性があるので、今のうちから注意をしていてください。
コメント
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