地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

浦河沖でM6.2 与那国島近海でM4.7 兵庫県南東部でM2.5 トカラ列島近海でM2.3

2023-06-12 07:14:55 | 日記
 昨日は
 浦河沖でM6.2の地震がありました。
 最大震度は5弱。
 震源の深さは140キロです。

 そこで、北海道の地震の傾向についてですが、東日本大震災を境に変わってきていて、東日本大震災以前は、
 浦河沖・十勝沖・釧路沖・根室半島南東沖・北海道東方沖で地震が相次いでいましたが、
 基本的には震源の深さは40~70キロ(根室半島南東沖・北海道東方沖では40~100キロ)。
 陸地から離れた沖合での地震がほとんどでした。

 ところが、東日本大震災からは
 胆振東部地震のように震源の浅い地震。
 そして、今回のように震源の深さが100キロ以上ある深い地震となっています。
 また、震源の位置も、胆振東部地震をはじめ、日高地方東部や今回の地震のように、内陸や沿岸部の陸地に近いところで起きるようになってきています。

 今回の地震は、北海道の下部で頻発している震源の深い地震のうち、規模が大きなものが起きたと考えた方がいいでしょう。

 それ以外では
 沖縄方面で
 与那国島近海のM4.7
 群発地震帯では
 トカラ列島近海のM2.3
 少し珍しいところでは
 兵庫県南東部のM2.5の地震が起きています。
 兵庫県南東部の地震は、京都との県境付近が震源ですから、京都・大阪周辺の地震の震源が西にシフトしたものではないかと思われます。
コメント
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