朝寝のカプ

ネコは夜行性
そのため朝は食事の後
すぐに眠くなる
人間と同じか

旅人(羊飼い)

2015-09-25 05:24:52 | 日記
榴岡公園(つつじがおかこうえん)の一角に、
背の高い彫刻が建っている。
銘板を見ると「旅人(羊飼い)」となっている。
池田宗弘さんの作品で、真鍮直付け彫刻と言われるもの。
池田さんは1939年生まれの彫刻家。

この彫刻は結構背の高いもので、
旅人いや羊飼いが子羊を背中の袋に入れて背負い、
連れ立って歩く相棒の犬とともに木陰で休んでいる様子だ。
羊飼いの回りには樹木が立っていて、
自然の恵みを象徴しているらしい。

子羊は次の世代を、犬は友情を表すという。
羊飼いの遠くを見つめるまなざしが何か、
この旅の行く末の不安と
未来への希望の入り混じった感じがする。

普段はそこに彫刻があるのをあまり意識しないが、
じっとたたずむ作品に、見る側の感情の起伏や
表情までもが反映されるような気がする。
それにしても、
飼い主を見つめる犬の従順なまなざしは、
優しさがあふれているようだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昔の人も洒落ていた

2015-09-24 05:08:03 | 日記
鶴岡市の致道博物館を先日訪れる機会があった。
ここはかつて鶴ヶ岡城の三の丸にあたる場所に建てられたもの。
藩の御用屋敷になっていたところだ。
その博物館で、その時、開かれていたのが
「庄内藩酒井家の遺宝」という展示会。

その中に二領の鎧が展示されていた。
その一つは朱色が目立つ「朱塗色々威二枚具足」というもの。
これは酒井家次が身に着けていたもので、
とても目に鮮やかだ。

この鎧、よく見ると胴のあたりに、今風にいうと
ポシェットともいえるようなものを付けている。
ずいぶん洒落ているなと思い、解説を聞くと、
血止めの布や紙などを入れていたとのこと。

戦場での必需品を
こうした形でポシェットに入れて戦っていたのだ。
徳川太平の世、動きやすいように、
鎧は軽く、丈夫に作られていたという。
目も鮮やかな朱塗の鎧に感心したひと時だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ステンドグラス

2015-09-23 05:21:58 | 日記
先日山形県の鶴岡市を訪れた。
城下町ではあるが、
何か西洋建築が似合う街という印象だ。
そしてその中に、ステンドグラスの工房があった。
体験もできるということで小さな作品づくりに挑戦した。
作ったのは,鳥・・・ツバメだ。

あの尾が鋭く、流線形の飛翔の早さでは
かつて速さの代名詞「つばめ」という列車も
あったのを思い出した。

さて、このステンドグラス、着色したガラスの小片を鉛と
ハンダ小手を使い結合し、作品を作るもの。
ガラスの切断からやると結構時間がかかるが、
あらかじめパターンの細工片を使い、
慎重にやるとまあ私でも出来る。

教会や西洋の建物の窓の装飾によくつかわれている。
訪れたお店ではランプの傘にも使われ、
色とりどりの文様や形のものがあった。
我が家でも小さなものがあり、
生活の潤いという点では上品な灯りという感じだ。
鶴岡で初めて挑戦したステンドグラスの作品、
周りから見てどうだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浮遊するクラゲに小宇宙を見た

2015-09-22 05:07:22 | 日記
山形県鶴岡市の加茂水族館は、
この夏入館者が100万人を超えた。

「さかなクン」も訪れるなど人気が高い。

以前は、観客数が激減、
消滅の危機も迎えたが、クラゲの展示で息を吹き返したのだ。
展示の目玉はクラゲ。

別名「クラゲ館」とも呼ばれるだけあって、
展示の種類も豊富で庄内地方に生息するクラゲを
一堂に集め公開している。
その種類は50種類以上で世界一を誇る。

「クラネタリウム」として専用のクラゲ館もあり
年々人気が高くなっている。
ノーベル賞の下村修さんで有名になった「オワンクラゲ」
「ミズクラゲ」「ハナガサクラゲ」など
ゆらゆらと泳ぐ姿は、何か幽玄とでもいえそうだ。

近くの加茂水産高校の生徒たちも
クラゲ集めに協力、もちろん漁師さんも
珍しいものが網にかかると連絡してくれるとか。
地域の協力も不可欠だ。

直径5メートルの大水槽は「クラゲドリームシアター」と
名付けられ、水がゆっくりと左回りに動いている。
クラゲも水の動きに従い、ゆらゆらと体を任せているようだ。
直径が30センチほどのクラゲ、
見ていると、時を忘れそうだ。

屋上から見た日本海の海も
地平線の彼方まで見渡せ自然の雄大さ、不思議さを
感じさせてくれた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「まれ」最終週だ

2015-09-21 05:14:24 | 日記
出張など時間が取れないとき以外、朝の8時は貴重な時間だ。
「まれ」が始まるからだ。
ある時は、そのあらすじを想像させるような
コールドオープニングで始まるかと思えば、
テーマ音楽が流れ通常通り番組が始まるなど目を離せない。

もう今週で終わるのかと思うと、・・・
連ドラのいつもの終盤のさみしさを思い浮かべる。
多分、父親、「透」が家族と一緒になる
という展開になるだろうと想像する。
粗筋などが公表されているが、
なるべくそれらを見ないようにしている。

半年間のドラマ、どう展開するか、
ストーリー展開を設計図通りに組み立てていくむずかしさ、
それが作者や脚本家の腕の見せ所というわけだ。
私が作者や脚本家だったらどうするか。
考えはあるが、この場で話すほどのこともない。

「まれ」の後は「あさが来た」
どんな展開になるのだろうか。
生活時間の中にすっかり定着した朝の連続テレビ小説、
東京と大阪が半年ごとに入れ替わり競っている。
これもまた妙だ。妙なる妙だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする