榴岡公園(つつじがおかこうえん)の一角に、
背の高い彫刻が建っている。
銘板を見ると「旅人(羊飼い)」となっている。
池田宗弘さんの作品で、真鍮直付け彫刻と言われるもの。
池田さんは1939年生まれの彫刻家。
この彫刻は結構背の高いもので、
旅人いや羊飼いが子羊を背中の袋に入れて背負い、
連れ立って歩く相棒の犬とともに木陰で休んでいる様子だ。
羊飼いの回りには樹木が立っていて、
自然の恵みを象徴しているらしい。
子羊は次の世代を、犬は友情を表すという。
羊飼いの遠くを見つめるまなざしが何か、
この旅の行く末の不安と
未来への希望の入り混じった感じがする。
普段はそこに彫刻があるのをあまり意識しないが、
じっとたたずむ作品に、見る側の感情の起伏や
表情までもが反映されるような気がする。
それにしても、
飼い主を見つめる犬の従順なまなざしは、
優しさがあふれているようだ。
背の高い彫刻が建っている。
銘板を見ると「旅人(羊飼い)」となっている。
池田宗弘さんの作品で、真鍮直付け彫刻と言われるもの。
池田さんは1939年生まれの彫刻家。
この彫刻は結構背の高いもので、
旅人いや羊飼いが子羊を背中の袋に入れて背負い、
連れ立って歩く相棒の犬とともに木陰で休んでいる様子だ。
羊飼いの回りには樹木が立っていて、
自然の恵みを象徴しているらしい。
子羊は次の世代を、犬は友情を表すという。
羊飼いの遠くを見つめるまなざしが何か、
この旅の行く末の不安と
未来への希望の入り混じった感じがする。
普段はそこに彫刻があるのをあまり意識しないが、
じっとたたずむ作品に、見る側の感情の起伏や
表情までもが反映されるような気がする。
それにしても、
飼い主を見つめる犬の従順なまなざしは、
優しさがあふれているようだ。