朝寝のカプ

ネコは夜行性
そのため朝は食事の後
すぐに眠くなる
人間と同じか

古代多賀城に日本の姿を見た

2016-02-19 05:14:43 | 日記
風の強い一日だった。
春まだき、陽射しはあるのだが、吹き渡る風は
まだ冷たい。そんな2月の一日、多賀城を歩いた。
史都と呼ばれる多賀城、駅名も国府多賀城駅
駅前の時計塔も、多賀城の門を表していてかつての面影を
伝えている。

見どころは沢山あるが、今回は、先日明らかになった
木簡について書こうと思う。
木簡は文字が書かれた木の製品。
8点が出土し、保存処理や解析が行われた結果、
奈良時代に軍の政府として鎮守府が置かれたことを示す
木簡の存在が明らかになった。
鎮守府が発行する文書を収めた箱の蓋と見られている。

文献では伝えられていたが、当時の資料で確かめられたのは
初めての事。

今回の木簡は文書箱の蓋とみられ、中には多分内容を示す紙などが
入っていたと思われるが、今では存在は認められない。

文書箱の出土例は平城京にはあるが、東北では初めての発見。
多賀城跡調査研究所では、周辺から出土した土器などの分類や
文字の書かれたかけらなどの調査が行われていて
今後も新しい発見があるかもしれない。

間もなく春の風の強い一日、奈良から平安の時代に
思いを馳せた。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日はお休みです | トップ | 古代、時をどうやって知ったか »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事