一昨日の桜開花から何やら世間が慌ただしさを増したような気がする。ここ二年コロナでで店が取りやめられて、純粋に花を愛でる人が散歩がてら歩いての静かなサクラ見物から、一転、今度は出店も出て商売っ気もたっぷりのこれまで通りの花見状況になったようだ。それでも見物客はマスク姿。私は5回のワクチン接種済みなのを理由にノーマスク、ノーメイク?姿での花の見物。桜の咲き具合も樹齢で勢いが異なり、やはり若い木は勢いがあるし華やかさを増す。
一方老齢の木々は木自体が老いぼれムードで今にも枯れそうな気配も漂い危なっかしい感じもする。それでも健気に枝から花をつけて見物客に「どうだ」といいそうな風情でもある。まだまだ満開には3~4日必要だが、日本人と桜、アメリカからも桜の便りが聞こえてきている。情緒が日本人の感性とともに伝播しているのではという感じにもなる。染井村の吉野さんが有名だが、枝垂れなど多くの種類がある桜。気仙沼の大島には緑色の桜もありこの時期、桜の話題が満開だ。
春うらら 五弁の花が 海渡る (駄作)