日本銀行はお札の製造所

先日塩竃に出かけたことは書いた。
塩竃神社の宝物館の前に何やら釜のような寸胴の物体が
展示してある。何度か訪れた塩竃だが、この物体をじっくり見たことはない。
そこでまじかに眺めてみた。

堂も三段構造になっているようで、何か金属を溶かす容器なのは
見た目にも想像がついた。

つまり、銭製造機とでもいうもの。
幕府の許可を受け、仙台藩でも銭を製造していたということだ。

解説板もあり、どんなふうに使われていたのかも書かれていた
塩竃の名前にある通り、昔の神事と結びついて、塩を製造していたことも
年間行事の中できちんと位置付けられている。
銭と塩、どちらも人間にとっては大切なものということだろう