「緊急事態」6都府県で31日までの延長となる。宮城は「まん延防止等重点措置」が解除されたが今月末までは、県独自の自主規制が仙台市には適用されている。仙台市以外のお店などは時間延長となるが客足が戻るかは不透明。自粛疲れに慣れてしまって自粛生活の延長気分が続いているようだ。何やら「厭戦気分」蔓延という感じ。
こうした中、河野前統幕長は「政府のワクチン対応は失敗」と批判、ワクチン確保戦略に疑問を呈している。確かに繕いや事態の進捗状況についていけないなど、右往左往の状況、もっと批判が出てしかるべきだ。最善策はワクチン接種で接種者の数を増やすこと。この確保が最重要なのだが、やることなすこと裏目や後手後手。船頭多くして船、陸に上がるを地で行くようなもの。仙台ではようやく17日(月)から個別接種の予約が始まる。ワクチンを打つのはそれから2週間後の31日からとなる。これも事態が大きくなった割りには遅い感は否めない。国も地方自治体も緊急時対応の戦術、戦略を見直す必要がある。