国勢調査進行中

平成２７年の国勢調査が行われている。
すでにインターネットで回答済みだが、
まだの人は１０月３１日までに記入してほしいということらしい。
統計法という法律には
調査項目に回答する義務が定められているとか。
何やら脅し文句のようだ。

まあ、税をはじめ、人口動態を知ることは、
様々な施策の基礎資料となるわけで、協力はした。
ただこれだけ世帯移動や引っ越しをはじめ住所不定に
ならざるを得ない社会の存在もあり、
多分１００％は限りなく無理に近いと思う。
ところで前回、平成２２年の調査からわかることとして、
「６５歳以上の人口の割合」というデータが出ている。
東北では岩手、秋田、山形が６５歳以上の人口が２６％以上、
青森、福島が２３％から２６％未満、
宮城が２０％から２３％未満となっている。
５年前でも東北は高齢化率が高いのが分かる。

そして今、５年たっている訳だから、
さらに上がっているのは容易に想像できる。
高齢=マイナスとみるか、いやいや高齢=プラスoｒ宝と見るか、
どうも鏡の両面のような気がする。
「元気な年寄り社会」を維持するには
気持ちも若く持つ必要がある。
同時に社会の仕組み、
例えば、信号機の時間や交通標識の見やすさ、
歩きやすい歩道など社会資本の整備も課題だ。
年寄が暮らしやすい社会は、若者にもいい町だ。