最近テレビ新聞などでアダムズ方式という言葉がよく出てくる。
これは選挙で議席をどう配分するかを決める方法の一つ。
人口比をより正確に反映する方式として
昨年、有識者調査会が答申した。
都道府県の人口をある数「X」で割って定数とするもの。
「X」は合計の定数と合うよう調整して決める。
答申通り小選挙区の定数(現行295)を6減らす場合、
2010年の国勢調査に基づけば
「7増13減」となる。
これに対し、
自民党は別の方式を用いた「0増6減」を主張している。
選挙区割りの問題は古くから議論され、
「ゲリマンダー」という言葉もある。
特定の政党や候補者に有利になるように選挙区の区割りを決めるもので
1800年代アメリカで実際にあり、
選挙区の形がサラマンダ―(トカゲ)に似ていることから作られた言葉。
まあ、利権や議員の痛みなども伴い、
区割りは一筋縄でいかないのが実情だ。
今回の衆議院の定数問題、
どこで決着がつくか有権者としては注視が必要だ。
これは選挙で議席をどう配分するかを決める方法の一つ。
人口比をより正確に反映する方式として
昨年、有識者調査会が答申した。
都道府県の人口をある数「X」で割って定数とするもの。
「X」は合計の定数と合うよう調整して決める。
答申通り小選挙区の定数(現行295)を6減らす場合、
2010年の国勢調査に基づけば
「7増13減」となる。
これに対し、
自民党は別の方式を用いた「0増6減」を主張している。
選挙区割りの問題は古くから議論され、
「ゲリマンダー」という言葉もある。
特定の政党や候補者に有利になるように選挙区の区割りを決めるもので
1800年代アメリカで実際にあり、
選挙区の形がサラマンダ―(トカゲ)に似ていることから作られた言葉。
まあ、利権や議員の痛みなども伴い、
区割りは一筋縄でいかないのが実情だ。
今回の衆議院の定数問題、
どこで決着がつくか有権者としては注視が必要だ。