若く勢いのある桜の木。仙台市中心部の錦町公園にある。公園には30本ほどの木が植えられ、木によっては満開に近いものもある。
そして若い桜の木の下を見ると、もう花弁が多数落ちているのが見える。散るには早すぎるなあと思って木を眺めてみると、スズメたちがピーチク、パーチクと忙しく枝から枝へ飛び移っている。そうか、スズメたちが花びらの付け根のあたりをついばみ甘い蜜を吸っているのだ。その影響で花弁はちぎられたようにして下に落ちるというわけだ。
毎年の光景だが、スズメ達にはいいごちそう。それにしても日の光によって桜の成長も随分違うのも観察できる。先日咲いたばかりだが、この時期の桜、スズメたちにもいいごちそうを提供していることになる。今日も3月で終わり。少し早すぎる春だが、動物も植物も自然の営みを着実に続けている。
甘い蜜 スズメも好む 昼下がり (駄作)