猛烈な雨

昨日に続いて、今日も雨の話。
岩手県の紫波町付近では
午後３時３０分から４時３０分までの一時間に
およそ１００ミリの雨が降ったという。
これはレーダーを解析して分かったもの。
即座に記録的短時間大雨情報が発表され警戒が呼びかけられた。

この一時間に１００ミリという大雨は、気象用語では「猛烈な雨」と
表現される。この猛烈な雨という表現は一時間当たりに８０ミリ以上の
大雨のことを言うという。

これまでの住民の経験や証言では「恐怖を感じるような雨」
「今までに記憶にない雨の降り方」という風に語る方が多い。

雨の降り方は、降っている雨の量によって分類されている。
たとえば一時間に１０ミリ～２０ミリ未満では「やや強い」雨という。

一時間に３０ミリ～５０ミリ未満は激しい雨、
そして８０ミリ以上になると猛烈な雨という表現になるのだ。

また、以前経験した消防職員によると「車のワイパーをハイスピードにしても
前が見えにくい状態だった」
「傘をさしていても雨が大粒で傘が破けそうなくらいどんどん降っていた」という
安全な建物の中に逃げるのが一番の方法だろう。