トーク・アバウト・アメリカン

トークアバウトボーラ→300C→アメリカン。最近はアメリカからだいぶ外れてきています(笑)

アッソ・デ・フィオーリ

2010-03-19 20:56:00 | デザイナー

御大ジウジアーロ(Giorgetto Giugiaro)デザインシリーズ。
と言うより、決算期は・・書き溜めていたシリーズ(笑)
花粉症に徹夜続きの嫌なシーズンです・・。

さて、今回はジウジアーロ氏のエースシリーズを。
エースシリーズとはアッソ・デ・○○・・と名の付いたシリーズです。アッソとはイタリア語でトランプのエースを意味するので、今、勝手に命名しました(笑)

まずは、エースシリーズの長男。第一弾はアウディだったんですね。
かの有名なDMCデロリアンがジウジアーロ・デザインですが、納得。
down1973 Audi Karmann Asso Di Picche(スペードのエース)


アウディからは発売されませんでしたが、この翌年にアウディの親会社であるVWから発売された、初代フォルクス・ワーゲンシロッコ(Volkswagen Scirocco)につながったような気も。

第二弾は現代(ヒュンダイ)自動車のポニー・クーペ。(アッソ・デ・フィオーリ)
down1974 Hyundai Pony Coupe Asso Di Fiori(クラブのエース)


しかしこの名は当時、現代自動車がャjー・クーペとして発売する意向(結局発売されず)であったため、アッソ・デ・フィオーリの名をイタルデザインに返上。(クラブのエースは後のいすゞピアッツァに)
しかし、これが現代から発売されていたら、今よりも早く日本勢の好敵手になっていたかもしれません。

因みに同じ年代のベルトーネデザイン。
down1977 Jaguar Ascot (Bertone)

ウェッジシェイプデザインが主流だったのですね。