トーク・アバウト・アメリカン

トークアバウトボーラ→300C→アメリカン。最近はアメリカからだいぶ外れてきています(笑)

NOSパワー

2009-12-27 16:51:00 | 300Cカスタムネタ
昨日は、北の大地から帰宅しまして、着替えもそこそこに年内最後と思われるオフ会に駆けつけました。
44日も休み無しの状態にもかかわらず(笑)駆けつけましたのは頼まれ物の引渡しも目的の一つだったのですが・・これ見たさもありました。O氏(ブログ規制(笑))が6.1チャージャーに取り付けたばかりというナイトラス・オキサイド・システム (NOS) !

まずナイトラス・オキサイド・システム (NOS) の基本的な事からですが、以下、wikiからです。
ナイトラス・オキサイド(亜酸化窒素(笑気ガス/N2O))と呼ばれるガスをエンジン内部に噴射するシステムのこと。ナイトラス・オキサイド・システム(NOS)という名称自体はHolley Performance社の子会社であるNOS社の登録商標であるが、一般的な亜酸化窒素噴射方式とも共通性がある。元々は第二次大戦中にドイツ空軍の航空機用に開発されたシステムで、エンジン冷却と高い高度を飛んでも出力が低下しないようにするために用いられていた。
亜酸化窒素はその英訳であるnitrous oxideよりナイトロもしくはニトロと略称されることがあるが、名称が似ているニトログリセリンとは同じ窒素化合物ではあるが化学的特性は全く異なり、爆発性はなく安定した物質である。


大戦末期から戦闘機のエンジンはレシプロからジェットに変わりつつあり、戦後は完全にジェット機が主流となっていったことで、航空機でのNOS技術は廃れてしまいます。しかし、アメリカにおいては50年代より車のメジャーなチューンとして復活し、以後最も手軽でメジャーなエンジンチューンとして定着しています。
一方の日本では、素人の生兵法による取り付けによって、壊れやすいとか、危険(前述のニトログリセリンとの混同・・)といった誤ったイメージが定着していたりし、イマイチメジャーではないですね。

O氏からいろいろお話を伺ったのですが、
NOSをエアインテークに直接噴射するドライショットなら取り付けは簡易だけど、制御が荒い為にパワーを出しにくい点や、ガソリンが薄くなってしまうので燃調セッティングをとる必要があるということでした。
そこで、取り付けはウェットショットにし、6.1SRTにおいては300馬力程度までのプラスオンなら、ノーマルコンピューターでOKとの事でした。

プレデターかモーテックによるセッティングがネックだなぁ~、と、一番ひっかかってた事がすっきり解決。
取り付けでは、強いて言えばdownこのフューエルレールへの溶接加工がハードルが高いと思われます。(ビレットテクノロジーあたりのフューエルレールをあらかじめ購入し、溶接してもらう事などが手軽かと。)

その他、タンクは冷えていたら圧が上がらないので、エンジン始動後は電気ヒーターで暖めている事や、ワンショット1000円位(笑)等、夜が更けるのは早かったです(笑)
(日本では5kgで2万円位?アメリカでは3千円程度と開きがあります)
今後ですが、O氏はこの日納品しました、90mmスロットルへも噴射予定です(笑)

最後に、ご好意により同乗させていただきましたが、基本的なチューンが施された6.1SRTの加速(5.7とはただの400ccの差ではないのがわかりました(笑))に、NOSパワーが炸裂した時の加速は、眉間に血が集まるほど圧巻の加速でした。メーターの針が加速についてきてません(笑)
追い越し車線にはやんちゃなターボ車がかっとんでいましたが、NOS+6.1SRTの加速が始まった瞬間、それらの物体は止まって見えました。
むしろ恐浮ヘ、フラフラっとバックミラーも確認しないで飛び出てくる車。噴射中のシフトダウンはエンジンブローの元なので、ブレーキ以外で止められる術はないのですから。
この日の同乗者2名は・・お買い上げ予定の2名となりました(爆)
(本日現在1名確定のようです。早っ)

downサボってましたらかなり後退しちゃいました(笑)
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