お菓子教室Cakes&Tea(ケーキ&ティー) わかこのお菓子な生活


福島県会津若松市にある洋菓子、パン、和菓子の教室です。

会津産米粉

2009-02-09 | おすすめ情報

 最近、会津でも米粉がかなり注目されるようになりました。

 あちこちのスーパーでケーキ用やパン用の米粉が売られるようになったし、会津のお米をケーキ用やパン用に製粉する動きも多くなったみたいです。

 去年、教室で使った会津産米粉も、想像以上に好評でした。

 残念ながら、会津の製粉所では上新粉程度の粗さにしかならないため会津のお米は、今まで和菓子用にしか使われていなかったので他の地方に送って製粉加工してもらう方が増えているようです。

 この前、頼まれた喜多方の米粉の講習では、当然喜多方の米粉を使うのかと思っていたのですが、北塩原の米粉を使用しました。

 これから販売する予定で今のところ、直接問い合わせで購入したり、会社などで使ってもらって広めたりしているようですが『パウダーライス』という名の付いたこの米粉。驚くほどキメが細かく、少し水分が多めでこれでケーキを作ると本当に薄力粉と同じようにざらつきのないケーキができるんです。

 実は、今回の講習の前に偶然、教室の生徒さんから1袋いただいていてこの米粉のことは知っていました。価格は、前回の喜多方の穴澤さんの米粉よりは少し高くなるらしいのですが、米粉らしくないきめ細かいケーキの仕上がりには喜多方の講習でも大好評でした。

 上新粉でも滑らかにできる和菓子、ケーキ用やパン用米粉を使う事によってざらつきが気にならない洋菓子、パウダーライスを使わないとざらつきが残るお菓子...。米粉のお菓子といっても種類によってさまざまですが、ざらつきが気になっていたバターケーキがしっとりなめらかに仕上がったのには、びっくりでした。

 販売用に袋詰めしているところは今のところこの喜多方と北塩原の2箇所らしいのですが、会津のあちこちでケーキやパン用米粉に製粉をするところが増えてきているようです。

 もっと、もっと米粉の洋菓子やパンが一般に広がると専用の製粉機の価格や製粉料も下がって、地元産の米粉が身近なものになると思いますが、この米粉ブームこのまま続くかはわかりません。

 喜多方での講習をきっかけに他でも米粉のお菓子の講習を頼まれました。

今年は今まで以上に会津で米粉が注目される年になるような気がします。