ここでちょっと休憩

ビーチリゾートが大好きな私の旅行記

何故だろう?

2008-10-03 | 南アフリカ

私の母は変わった人だった。

英語の成績だけが悪い私に、決して、”もっと頑張って勉強しなさい”と言う人でなかった。

その代りに、英語は勉強するものではなく、英語はコミュニケーションの一つだと言うことを教えることした。

 高校一年生の夏、アメリカのワシントン州にホームステイに行かせる事にした。

それが、私の初めての海外だった。1か月。

その後、私は1か月という期間で、ニュージーランドに何度か滞在する海外を経験した。

 

結婚してからは、二人で10回の海外旅行、11回目が南アフリカだった。

 

旅慣れたつもりだった。

 しかし、その自信はこの旅でことごとく打ちのめされ。

 海外を知らぬ自分の無恥さを思い知らされた。

 

 

旅行会社への支払いはカードで払うと3%の手数料が必要と言われた。

タイやインドネシアでそんなこと言われる事はよくあるが、日本で言われたのは始めてだった。

請求書は他の生徒さん6人分まとめての金額でメール来たので2人分の物をくれと言うと、メールに請求書のようなきちんとした形ではなく文章でただ金額が書いてあった。

勿論収入印紙なんてものは貼ってない。
領収書を送れと請求したが未だ届いていない。


成田から韓国までのアシアナ航空は電話するとEチケットの番号で座席指定が出来た。

エミレーツはスカイワードに入らなければ座席指定できないと言われた。

旅行会社に電話してエミレーツ座席指定くれるように連絡するとスカイワード(マイレージクラブ)に入らないと駄目だと言われた。

JALマイルが貯まらないのは辛いがなにぶんにも長旅、ここは我慢してとスカイワードに入るとインターネットでEチケットの番号で座席指定が出来たが、なんと私達以外の人の分も座席指定が出来る。

”つまり、誰か一人でもスカイワード番号をもっていれば同じEチケット番号の人は全員座席を確保できる”と言う事が分かった。

じゃあ、いちこはたいしたJALマイルを持ってないから捨ててよしおさんだけJALマイル貯めようという事にした。

すると、旅行会社はJALに確認したところディスカウントチケットではJALマイルは貯められないと言ってると言った。

しかし、同行の人はJALマイルを貯めていた。私たちがそれを知ったのはエミレーツを降りた後だった・・・

 いまだにあの時の心境を自分でも理解できない。

 よく知らない旅行会社に先生に言われるがまま、申し込んで、金額は日を追うごとに上がる。

 頼りの旅行会社から得る情報は尽く、あてにならない。

 それでも、辞める事が出来なかった。

 

 二日かけてケープタウンに到着した夜、 先生が成田で1万円もする化粧水を、手荷物検査の時に取られたと激怒していた。

彼女は、機内への液体持ち込み制限を知らなかったのだ。

私達は、こんな人を信用して、信頼して南アフリカまで行った。


今から思えば・・・・

2008-10-03 | 南アフリカ

旅費がどんどん上がってゆくのに、心の中では南アフリカに行ってみたいという

冒険心に似たものがどんどん大きくなっていった。

 

12月1日、ジョハネスバーグ~ケープタウンで乗る航空会社、Nationwide が業務停止になっているとネットの検索に引っかかった。

よしおさんと必死に英語サイトを読んだ。自分達の読解力に自信が無い為、先生にメールして、調べて頂くように依頼した。

そして、かえって来た返事は、航空会社が代換え輸送をするからあなたの心配する事じゃない。あなたは全く心配性なんだから・・・と鼻で笑われた。

でも、やっぱり心配な私は南アフリカ観光局に電話すると、電話口出てくれた女性は12月1日南アフリカから帰ってきたばかりで、その段階でnationwideは一切飛んでなかった、是非、キャンセルして違う便をとる様に薦められた。

その話をしても、先生は私の無知を笑うだけだった。

世界各地を旅してきた人のその言葉を信じていた。

しかし、私たちより先に南アフリカへ出発した先生と娘さんから、国際電話がかかってきた。

 ジョハネスバーグからケープタウンへのnationwideが飛んで居らず、8時間待って他社の飛行機を用意してもらったらしい。

nationwideは12月7日から一部の飛行を許可されていたが、夕刻の便はまだ許可が降りていない。

私たちは急いで違う便を予約し直す事になった。

しかし、帰りの便は飛行スケジュールにきちんと明記してあるので、キャンセルすると100%キャンセル料が取られるとの事で、行きはkululaで帰りはnationwideで行く事になった。

今まで、詐欺にあう人ってよっぽど馬鹿だと思っていた。

しかし、今なら分かる、だまされてしまう人の気持ちが・・・・

けっして、先生は詐欺だったり、私達をだました訳でない。

 しかし、やはり駄目だとわかっていても、泥沼にはまってゆく、蟻地獄に自らどんどん足を踏み込む人間の気持ちが、私には初めて分かった。


南アフリカの本当に怖い事

2008-10-03 | 南アフリカ

マシューの前の英会話の先生はイギリス人のおばちゃんだった。

私達は彼女に英会話を教えてもらい始めてすぐ、南アフリカのケープタウン旅行の話を聞いていた。

 ”行きませんか?一緒に。”

 

私達二人で南アフリカまで行くことなんてあるだろうか?

簡単に行こうと決断できる場所ではないが、英会話の先生と一緒なら安心できる。

何かに押されるように彼女との旅行を決断した。

参加したのは彼女の生徒達、夫婦4カップル・シングル男性2人・女性1人

ハリウッドの女優さんや俳優さんが別荘を持ってる素敵なリゾート地でミリオネーゼの別荘に泊まってリゾートを楽しみましょう。

エミレーツ18万で行けるのよ。

初めの誘いはそうだった、年末年始のその時期にこれは安い。

実際に書面となって一番始めに頂いた旅行のお誘いの知らせは、
成田からケープタウンまでの飛行機代29万。
プライベートハウス6泊7日4万9千円。
空港への送迎1万円。
34万9千円となっていた。

あーそうだよね、飛行機代年末年始だし18万じゃ行けないよね。

ミリオネーゼの別荘に1泊7,000は安いよね。

それでも、気持ちはすっかり行きたくなってるから、このオファーで旅行に行く決断をした。

しかし飛行機がなかなか取れなくて・・・次に提示された金額は総額37万なり。

国際線飛行機代は旅行会社へ27万円、国内線ジョバーグ~ケープタウン代はインターネットのディスカウントチケットで3万8千円は同行する日本人の男の子へ。

別荘代は先生に。

内金を入れたり、銀行振込したり、なんだかいくら払ってのか分からなくなって来た。

なんで、国際線と国内線をつなげて旅行会社で購入しないの?と聞くと、旅行会社に頼むと高くなるからと言われた。

実際私たちの申し込んだ旅行会社に問い合わせると往復7万円強。

でも、信じられなくて、他所の旅行会社に問い合わせると、国際線の航空会社の提携先で国内線を買うと一区間往復で1万円くらいだと言われた。

日程は

12/29 15:30 成田-------18:10 ソウル
23:55 ソウル-----05:35 ドバイ
12/30 10:15 ドバイ-----16:25 ジョハネスバーグ
18:20ジョハネス---20:30 ケープタウン

2日かけて南アフリカまで行くフライトスケジュール
この日程で出発して、1月4日の18時には、ケープタウンを出発です。


別荘には4泊5日だけど、別荘の返金は無かった。


ホテルと違って、滞在しなくても確保しなければならないから・・・

旅程表を見るだけで疲れてきそうだ・・・