ねこばすのGarden日誌/終のすみか編

「とかいなか」に移住した、ねこばす・オケイのGarden&菜園の開拓日誌。

ビビリました。地震

2007-03-25 23:07:44 | 日々の出来事
今日、午前9時42分ごろ、能登半島を中心に強い地震があり、
石川県輪島、七尾両市と穴水町で震度6強の揺れを記録した。
気象庁によると、震源地は輪島市の南西約30キロの能登半島沖。
同日午後6時11分にも震度5弱の余震があったほか、
同6時半までに震度4を2回、震度3を13回観測。
1人が石灯籠の下敷きになり死亡したほか、ブロック塀が倒れるなどして
石川県内で12人が重傷、142人が軽傷を負い、富山、新潟両県でも計16人が
重軽傷を負った。また石川県では住宅39棟が全壊、63棟が半壊した。
(Yahooニュース)

という事で、わが町白山市では震度4。能登地方のような大きな被害は出て
いないものの、かなりの揺れがあり、とても怖かった。
昔から石川県は地震がとても少ない土地だ。
2年ほど前の新潟で大きな地震があったときも、ほとんど影響を受けず、
あの阪神大震災の時以来の(それ以上だが…)大きな地震だ。
地震慣れしていない石川県民は私も含めて、かなりビビッタと思う。

では、その時の様子を…

9時42分。私は1Fリビングで掃除機をかけていた。
夫・娘・姑はそれぞれ自分の部屋に。
ゴロゴロみたいな音が聞こえ始め、雷でもなってるのかな~と思っていたら、
ガタガタと部屋が振動を始め、リビングの自分のベットで寝ていたカイ(猫)が
ビクッと立ち上がる。
私は慌てて掃除機を止めると部屋が揺れているというか、振動している。
2階にいる娘が騒ぎ出し、私は姑の部屋へ駆け込む。
ガチャーンと何かが割れる音がして、二階から娘を抱えて夫が降りてくる。
それと入れ違いにカイが猛ダッシュで二階へ駆け上がって行った。
しばし、玄関前のホールで家族4人で固まっていると、
だんだん揺れが収まってきた。
この間、10秒程だったそうだが、随分長く感じられた。
私の心臓はバクバク。足はガクガク。体は震えていた。
正直、すっごく怖かった~。

すぐに、被害はないか確認。
二階の私達夫婦の部屋だけが悲惨な状態に…。

被害その1。
ガラスの写真立てが棚から落ち、その時に下にあった、九谷焼の加賀獅子の頭に当たり、
ガラスも割れ、獅子の鼻先も割れた。



獅子の鼻はきれいに割れたので接着剤で修復。

被害その2。
夫の使用中だったノートパソコンのキーボードの上に、
パソコンラックの上の棚に置いてあったガラスの灰皿(山盛りの吸殻入り)が
直撃。
パソコンの上はもちろん、そこいら中、吸殻と灰まみれに。
そして、打ち所が悪かったのか、ハードディスクが壊れた。
2ヶ月前に買ったばかりの夫のパソコン。データーが全てパーに。
バックアップも取ってなかったらしい。
夫にとって、命の次くらいに大事なパソコン。
早速、新しいハードディスクを買いに走っていった。

次にカイの捜索。
外へは出れないはずだが、どこへ行ったのか?どこにもいない。
名前を呼んでも返事もしない。
その内に出てくるかと思ったがなかなか出てこない。
心配になり、各部屋の隅々まで捜索。
結局、娘の部屋のベッドの下の衣装箱の隙間で固まっているのを発見。
やれやれ。
午前中は携帯も電話も繋がらず、県外の親戚や友人に随分、心配してもらった。
午後からは落ち着きを取り戻し、予定通り、娘のダンスの発表会へ向かった。
と、こんなところです。
まだ、余震の心配が残っているが、天災はどうすることもできないもんね~。

最後に、全国各地からお見舞いメールをたくさんいただきました。
この場を借りて、ありがとうございました。
また、同じ県民として被災された方には心よりお見舞い申し上げます。
コメント (3)
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