りんごちゃん 速達で~す!

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エンジンルームから救出された三毛猫
「あずき」の成長記録です♪

災害時におけるペットとの同行避難について

2019年07月04日 | 動物愛護推進員・防災士
記録的大雨に見舞われた九州にお住まいの皆様、被害、怪我等はございませんか?

不安で眠れない夜を過ごされたと思います。体調を崩されませんよう気を付けて下さい。

今回、気象庁から再々「早目の避難を」との呼びかけがありましたが、ペットを飼っている方は避難が遅れがちです。

そこで今日は以前、勉強をした【災害時におけるペットとの同行避難】についてお話をしたいと思います。

いつも一緒に居たいから!



『同行避難』とは、災害発生時に飼い主が飼育しているペットを同行し、避難場所まで安全に避難する事

家族の一員だから・・・私もそうですが、犬や猫と暮らしている方は、ひと時も離れたくないと思うのが当然です。

『同行避難』は避難所でペットとの同居を意味する『同伴避難』ではありません。

多くの人が過ごす事となる避難所には動物が苦手な人、アレルギーを持つ人も居ます。

また鳴き声や匂い、毛の飛散等でトラブルとなる場合もあるでしょう。

そういう事から犬や猫は、避難者の居室とは別の場所に設置をされたスペースで過ごす事となります。

健康管理としつけ



災害は人も動物も大きなストレスがかかり、慣れない避難所生活で体調を崩される人や動物も多いです。

避難所で迷惑にならないよう、無駄吠えをしない、キャリーケースやケージに慣らしておく等も重要になります。

 犬の場合
※「マテ」「オスワリ」「フセ」などの基本的なしつけ
※ケージに入る事を嫌がらない
※不用意に吠えず、人を怖がったり攻撃的にならない
※決められた場所での排泄
※狂犬病予防接種・各種ワクチン接種
※犬フィラリア症など帰省中の予防・駆除


 ケージ、無理ですぅ



りんごちゃんは家が犬小屋のような生活だった為、ケージには入れない子でした。これでは避難所生活は無理です。

 猫の場合
※ケージやキャリーケースに入る事を嫌がらない
※人や他の動物を怖がらない
※猫用トイレでの排泄
※各種ワクチン接種
※寄生虫の予防・駆除


アズゴンも無理にゃ~



あずきちゃんもケージは苦手なので、普段からケージは楽しい(美味しい)場所って教えた方がいいのかな~?

避難指示が出た場合は落ち着いて行動をしましょう。

犬のリードに不具合は無いか?また首輪は緩くないか?パニックから首輪抜けをして逃げたら大変です。

猫を運ぶキャリーケースやキャリーバッグは、扉が開かないようガムテープ等で固定します。

やはりこれからはマイクロチップかな~



平成の時代は災害が多く発生し、多くの方が不自由な避難所生活を強いられました。

また人間だけでは無く多くのペットも被災をし、未だに家族と一緒に暮せない子も少なくありません。

長い記事になりましたが、最後にもう一つだけ提案をしますね。

動物の為に持ち出す物リスト



大きな地震や大雨も経験していない私が偉そうに、あーだこーだと言うのもおこがましいのですが

平和・平穏・平凡という当たり前の日常も、何が起こるか分からない、いつ自分が被災するかもしれない。

常に明日は我が身!と心に刻み、自分の命と同じく、物言えぬ大事な命を守りたいと思います。

北陸地方でも大雨注意報が出ていますし、皆さんも今後の雨の降り方に注意をしましょうね。


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