二人一緒の芝生公園

昨日の日曜日、パパさんとお休みが一緒でした。ちょうどお昼時・・・思い切って言ってみよう　

　　　　　　　　　　　　　　「芝生公園でハンバーガー　　でも食べない？」

りんごが大好きだった芝生公園、今月の初め私は一人でここを訪れました　（過去記事はこちら）

パパさんはりんごが亡くなってから、想い出が多すぎるこの公園にまだ足を踏み入れる事が出来ずにいました。返事にドキドキ　

　　　　　　　　　　　　　　「芝生公園か～そうだな！そろそろ行ってみるか！」　おっ！どうしたんだ？でも良かった～　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　銀杏の落ち葉がこんなに　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ギンナンを見つけました～


実は、この公園でギンナンを見たのは初めてなの。ここはオスの木ばかりだと思い込んでいました　（ギンナンの記事はこちら）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　思いにふけるパパさんかな？りんごを探してるの？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「私も写して～場所はここね！ハイ・チーズ」

小雨の中、少し散策をして車に戻ると？？？？「くっせ～～！何か臭いぞ～！」　とパパさんが叫ぶの。

　「ひょえ～～私だ～！さっきの撮影ポイントにはギンナンがあったんだ～思い切り踏んずけてしまった～」



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「りんごちゃん、銀杏が綺麗だね～」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「う・うん！綺麗だけど・・・お母さん・・なんかくちゃいです～」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ごめ～ん　　さっきギンナン踏んずけたみたいで・・・」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「くちゃい！くちゃい！」

以前、同じく愛犬を亡くされた方から「イヌと歩いた道をパパと歩いたの。」という話を伺いました。

率直に「いいなあ～」と思った私ですが、パパさんは私よりりんごを失ったダメージが大きかったのです。
やっと２人で芝生公園に行く事が出来ました。会話のほとんどがりんごの想い出話しとなりました・・・
思いもよらぬ「ギンナン踏み踏み事件」で、お気に入りの黄色いブーツは臭くなってしまいましたが　　

パパさんの後姿は、芝生を駆け回るりんごを嬉しそうに見ている時と同じようでも、やっぱりあの頃とは違う後姿でした。
こっそり写真なんか写してたけど、どうしよう～声がかけられないよ～　

「さてと・・・そろそろ帰るか！」帰りたがらないりんごに言ってたのと同じ言葉でした。
「りんご～帰るよ～！」ギンナンの匂いがついたブーツで車に乗り込んだ私です・・・


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