ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

無印良品、木のお椀。

2006年12月06日 | blog

趣味:無印良品を集めること。
…何か?

一人暮らしのワリに、過剰に食器持ちだったわたしと、
一人暮らしのワリに、過剰に食器持ちだった妻とが結婚して、
二人暮らしのワリに、過剰に食器持ちな家となり。

何はなくてもとりあえず、
食器だけはもうこれ以上増やすまい、
と誓ったのです。

とはいえ、暮らしが変われば、食器も変わる。

よく使う食器が、やや大振りのメラミンのカップ。
でもメラミンってちょっと苦手で、
どうしようかなぁとおもっていたときに、
出会ったのがこのお椀。

大振りで、底が深く、つるりと丸いフォルムの愛嬌。
高台(こうだい)の立ち上がりのアールがキュート。
で、禁を破って購入してしまいました。

ついたくさん作りすぎてしまう、
具だくさんの味噌汁にベスト。
サイズ的にぴったりです。

でも、難点がふたつ。

たしか栗の木だとおもうのですが、
匂いがきつくて、なかなか抜けない。
ヒノキとかのいい香りではなく、
料理を邪魔する匂いなので、ちょっと気になります。
数ヶ月使って、さいきんようやく、匂いが抜けてきました。

もうひとつは、ややマットなウレタン塗装のせいか、
持ったときにやや「するっ」と滑りやすい。
ざらざらでもつるつるでもない、半ツヤの「するする」の手触りが、
じつはかなり、滑りやすいのです。

カタチはいいです。
サイズ的な使い勝手もいい。

素材と仕上げに、やや難ありかな。
でも、しょっちゅう使ってます。