パタゴニアはじぶん的に、
当たり外れが大きいとおもうんですよねぇ。
これは、ものすごくアタリ。
このウインドブレイカー(って今言わないかい)、
いまは「フーディニ」という奇術師の名前がついてますけど、
かつては「ドラゴン・フライ」という名前で売られていました。
なにせ軽くて薄くて、着心地がよくて動きやすく肩が凝らず、
脇の締まったタイトなシルエットは垢抜けていて、
たたむとすごく小さくなって、だからいつでも持ち歩けて、
ものすごく気に入っているのです。
「ドラゴン・フライ」を買ってから、3年以上は経ってるとおもうんですが、
春夏秋冬を問わず、ずっと着てました。
春秋の、ちょっと肌寒いときに。
不意の雨に。
夏場の冷房のきついオフィスで。
冬はフリースのうえから防風に。
フードがとてもよくできていて、
高さがあるので帽子のうえからかぶっても突っ張らず、
極薄の生地ですが「つば」が2重に補強されていて「ひさし」になり、
うまく視界を保つようにできています。
透けるほどうすい素材ですが、丈夫。
縫い目がほつれたことはないし、パーツが壊れたこともない。
いちど「かぎ裂き」を作ってしまいましたが、さすがパタゴニア。
きちんと修理してもらえました。
あんまり何年も、ずっと着ているので、
いくらなんでもなんだかなぁ。とおもって、
意を決して2着目を購入しました。
高いんですよ。そうおいそれと、何着も買えない。
それにしても、3年4年経って、
おんなじものを、また安心して買えるのはうれしい。
修理もしてもらえるし。
なにもかもが、そうあるべきだとは言いませんけど、
でも、そういうものって、
もうちょっと増えてもいいんじゃない?と、おもいます。
ところで、たまげたことに、
お店で秋田道夫さんにばったり会ってしまいました。
こないだのAfterhours Cafeでも、入れ違いにお会いして、
そのまえはD&DEPARTMENT DININGでごはん食べてたら、
ばったりお会いしました。
そんなに誰かと「ばったり」会わないですよねぇ。
不思議。