ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

patagonia、Houdini Full-Zip。

2007年06月02日 | blog

パタゴニアはじぶん的に、
当たり外れが大きいとおもうんですよねぇ。
これは、ものすごくアタリ。

このウインドブレイカー(って今言わないかい)、
いまは「フーディニ」という奇術師の名前がついてますけど、
かつては「ドラゴン・フライ」という名前で売られていました。

なにせ軽くて薄くて、着心地がよくて動きやすく肩が凝らず、
脇の締まったタイトなシルエットは垢抜けていて、
たたむとすごく小さくなって、だからいつでも持ち歩けて、
ものすごく気に入っているのです。

「ドラゴン・フライ」を買ってから、3年以上は経ってるとおもうんですが、
春夏秋冬を問わず、ずっと着てました。

春秋の、ちょっと肌寒いときに。
不意の雨に。
夏場の冷房のきついオフィスで。
冬はフリースのうえから防風に。

フードがとてもよくできていて、
高さがあるので帽子のうえからかぶっても突っ張らず、
極薄の生地ですが「つば」が2重に補強されていて「ひさし」になり、
うまく視界を保つようにできています。

透けるほどうすい素材ですが、丈夫。
縫い目がほつれたことはないし、パーツが壊れたこともない。

いちど「かぎ裂き」を作ってしまいましたが、さすがパタゴニア。
きちんと修理してもらえました。

あんまり何年も、ずっと着ているので、
いくらなんでもなんだかなぁ。とおもって、
意を決して2着目を購入しました。

高いんですよ。そうおいそれと、何着も買えない。

それにしても、3年4年経って、
おんなじものを、また安心して買えるのはうれしい。
修理もしてもらえるし。

なにもかもが、そうあるべきだとは言いませんけど、
でも、そういうものって、
もうちょっと増えてもいいんじゃない?と、おもいます。



ところで、たまげたことに、
お店で秋田道夫さんにばったり会ってしまいました。

こないだのAfterhours Cafeでも、入れ違いにお会いして、
そのまえはD&DEPARTMENT DININGでごはん食べてたら、
ばったりお会いしました。


そんなに誰かと「ばったり」会わないですよねぇ。
不思議。

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