4月から仕事の内容がぐっと変わり、簡単に言うと、管理職に近くなったのです。
めくるめく発見の日々で、考えもまとまっていませんんが、
「経過の備忘録」として、記しておきます。
仕事の面白さがどこにあるかと考えたときに、簡単に言うと、
「あすれば、こうなる」と思って、そのとおりになったとき。だとおもうのです。
そう書いてしまうと、養老センセイの「脳化した社会」そのもので、あまりよろしくないのですが、
もちろんじっさいは、「ああすれば、こうなる」ばかりではなく。
たぶん、茂木健一郎センセイの言うところの「偶有性(ぐうゆうせい)の面白さ」かな、とおもいます。
なかば偶然、なかば必然。
なんでも思ったとおりでは面白くないけれど、適度な偶然性がある状態。
あんまり無法地帯では、それはそれで疲れてしまうわけで。
じぶんで目先の仕事をこなしているときにも、そういう感覚はありますが、
チームを率いてすすめる場合、「必然」も「偶然」も、その振れ幅がきわめておおきい。
ヨロコビもカナシミも、幾年月。
以前「10にんの会社員」で書いたように、カイシャというのは、年を重ねるごとに、
だんだん人が少なくなっていくわけです。
ましてやデザイナーの場合、エラくなること、イコール現場から離れることとされて、
敬遠されているところもあり。
カイシャでエラくなることはどういうことか、というのは、長年考えていたことでもあります。
学生さんはよく、「カイシャに縛られたくない」的なことを言うことがあります。
やりたいことができない と。たしかにそうかもしれない。最初は。
でもー、カイシャや、ひいては世の中を動かすようなおおきなプロジェクトのばあい、
その多くは、デザイン事務所とかではなく、企業のキーマンが動かしている。
そういう「根っこ」の仕事を、ふつうは外注には出さないし、
ネタがでかければでかいほど、その中心にいるのは、
組織の中で上に行った、「室井さん」だったりします。
特にプロダクトデザインのばあい、ひとりではできないし、アシはながいし、ライフも長いし、
その企業に根を張って、過去から未来を見据えた考え方がないと、地に足のついたものは、生み出せない。
…
まぁ、だから、そういう道も、あるってことです。
めくるめく発見の日々で、考えもまとまっていませんんが、
「経過の備忘録」として、記しておきます。
仕事の面白さがどこにあるかと考えたときに、簡単に言うと、
「あすれば、こうなる」と思って、そのとおりになったとき。だとおもうのです。
そう書いてしまうと、養老センセイの「脳化した社会」そのもので、あまりよろしくないのですが、
もちろんじっさいは、「ああすれば、こうなる」ばかりではなく。
たぶん、茂木健一郎センセイの言うところの「偶有性(ぐうゆうせい)の面白さ」かな、とおもいます。
なかば偶然、なかば必然。
なんでも思ったとおりでは面白くないけれど、適度な偶然性がある状態。
あんまり無法地帯では、それはそれで疲れてしまうわけで。
じぶんで目先の仕事をこなしているときにも、そういう感覚はありますが、
チームを率いてすすめる場合、「必然」も「偶然」も、その振れ幅がきわめておおきい。
ヨロコビもカナシミも、幾年月。
以前「10にんの会社員」で書いたように、カイシャというのは、年を重ねるごとに、
だんだん人が少なくなっていくわけです。
ましてやデザイナーの場合、エラくなること、イコール現場から離れることとされて、
敬遠されているところもあり。
カイシャでエラくなることはどういうことか、というのは、長年考えていたことでもあります。
学生さんはよく、「カイシャに縛られたくない」的なことを言うことがあります。
やりたいことができない と。たしかにそうかもしれない。最初は。
でもー、カイシャや、ひいては世の中を動かすようなおおきなプロジェクトのばあい、
その多くは、デザイン事務所とかではなく、企業のキーマンが動かしている。
そういう「根っこ」の仕事を、ふつうは外注には出さないし、
ネタがでかければでかいほど、その中心にいるのは、
組織の中で上に行った、「室井さん」だったりします。
特にプロダクトデザインのばあい、ひとりではできないし、アシはながいし、ライフも長いし、
その企業に根を張って、過去から未来を見据えた考え方がないと、地に足のついたものは、生み出せない。
…
まぁ、だから、そういう道も、あるってことです。