ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

Afterhours Cafe。

2007年06月10日 | blog

「早めの時間」とかいって、いろいろあって、
着いたのは5時くらいでした。

いちごのケーキ。
いや、ショートケーキなんですが、
ショートケーキって、「ケーキ」「+いちご」、じゃないですか。

これは。「いちご」のケーキでしたねぇ。
いちごの「いちご感」が主役。いちご感ってなんだ。
いや、酸味とか甘みとかそういう「部分」じゃなくて、
「超イチゴ」ってことですよ。ね?(ね?ってなんだ。)

いちごによる、いちごのための、いちごのケーキ。
おいしかった。

ショートケーキって定番で、どこかのショートケーキがおいしかったとか、
あまり印象に残らないんですが、
たしかに記憶に残った という意味では、
ベスト・オブ・ショートケーキなのかもしれません。

Afterhours Cafeは、素敵なところです。

正直、通販でじぶん用のお菓子を買うのは、ちょっとムツカしいかな、と感じています。
1,200円のケーキが、送料で2,000円になってしまいますからね。
遠くの大事なだれかへの贈答用にはいいけれど、やっぱじぶんで食べたいじゃなーい。

休日のお出かけついでに渋谷に寄って、
ケーキとコーヒーをいただいて、
すこしおしゃべりして、お土産にテイクアウト。

そういうのが自然かなぁ。
と、今日のところはおもっています。

ごちそうさま。

森美術館、ル・コルビュジエ展。

2007年06月10日 | blog
はやめにAftehours Cafeに行こうとおもってたんですが、
いろいろ予定が変更になり、急遽、六本木ヒルズの「コルビュジエ展」に。

すごくよかったものは、3つ。

1)
展覧会の最大の見どころとして再現した、
集合住宅のマルセイユ・ユニテのメゾネットタイプ(2階建てアパートの内部)(公式HPより)

再現とはいえ、中に入れるんですよ。階段上がれるんですよ。
こりゃまさに、「体感!モデルルーム」。
キッチンまわりはホンモノを移設してきたようでした。

あかるくて、すっとした開放感と、
けれどわくわくする「ケイブ(洞窟)感」があって、
部屋そのものに、なにか愛情、のようなものを感じてしまいます。好き。
作り付けの、ちょっとしたモノ置きや、収納の配慮にうふふふ。
うん、すごくいいなー、この物件。え?1952年?築55年かー。

2)
彼の終の棲家で日本初公開となるカップ・マルタンの休暇小屋(公式HPより)

子供部屋のような、小さなちいさな別荘。中に入れます。
これまたすばらしい。
カラフルな収納パネルや引き戸や、
玄関前の巨大キノコのようなフックや、
幼稚園の椅子のような簡素な箱椅子や、
ぴょこんとしたベッドの背もたれや、
折れ窓の内側がかたっぽ鏡だったり、あそびがいっぱい。

80過ぎのおじいが、海辺で余生を過ごした小部屋。

子供っぽいのに、子供よりオトナにグッと来る気がするのはなんでかな。
子供よりもおとなが、それも歳をとってから過ごすための部屋として、ものすごく素敵。

3)
売店で売ってた(まじで)シェーズ・ロング

いつか座って、寝てみたい。とおもっていた、シェーズ・ロング。
も・の・す・ご・く、にへへー。いいなー。
ベッドに横になるよりも、カラダのあらゆる部分がリラーックス。
「足のせ」が細いのと、手の置き場がどうなのかが気になっていましたが、ぜんぜん自然でした。
浅めに座って読書。深めに座って昼寝。自由自在。
ほしい。本気で欲しい。50万円。無理。でもほしい。うーん。うおー。



イマイチ?だったのは、

・ぶらっと見るには品目多すぎ
・イアホンガイド借りてみたら、話が長くてぶらぶら邪魔であちこちぶつけて重くてコードがからまっ(略)
・アトリエに置かれていた、毛の生えた本
(解説によると、亡き愛犬の毛皮で装丁した本……ヒエー!)