天気がよくて、なんだかドライブしたかったので、
「武相荘」に行ってみることにしました。
まことに、すごいとこでした。
メディアに流れるイメージは、
「すてきな暮しのお手本」みたいなことだとおもうんですが、
でも白洲次郎・正子は、栗原はるみでもマーサ・スチュワートでもない。
カリスマ主婦ではなく、ライフスタイル・アドバイザーでもなく、
本業というべきか、生業(なりわい)は別にあって、
それはそれで凄まじいもので、その根っこの暮しに、この邸がある。
伝統もハイカラも超越した、強靭な「自己・流」。
うーん。
粋人に垂涎の老「中」男女が、
きらきらしながら「かーっ」とか唸ってました。
あまりにも天気がよくて、裏庭の散策路の爽やかさに、
とても幸せな心持ちに。
愛想、あるじゃない。
表通りに下ると、ぴかぴかのユニクロとcoco一番とモスバーガーが、
軒を連ねています。
帰りに寄ろうかとおもってたんですが、寄れませんでした。