さてと2回目です。今年はあまりお金をかけず手間をかけていろいろやっていこうと思っていますので、まずは現状分析からです。一番良く使うPCとそのまわりのストレージについてのベンチマークをとってみました。(データ保存って目的なので金額的に容量を揃えることが困難なSSD類を除きます)
メインPCの起動ドライブです。今は亡きMAXTORのAtlas15kの73GBモデルです。これも化石ですね。SCSIのほうが故障が少ないと勝手に信じています。
***** FDBENCH Ver 1.02 (C)2003-2007 ep82kazu *****
Drive C:
Drive Size 100MB
Disk Read Write RRead RWrite (KByte/s)
39797 51174 56952 32757 18305
Copy 2k 32k 256k 1MB (Operations/min)
6004 8838 7218 4650 3312
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
Adaptec SCSI Card 29320A - Ultra320 SCSI
MAXTOR ATLAS15K_73WLS DT60
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write RRead RWrite Drive
0 0 0 0 46126 56449 33431 17756 C:100MB
続いて、メインPCの中のデータ保存領域です。前回もふれましたが3wareのEscalade 7500-8によって500GBのRAID5アレイを構成しています。RAID5のためかReadは比較的早い数字ですね。なんでオンボードのRAIDを使わないか?ってツッコミがありそうですが、単にPATAのHDDが3本余っていたのと、メインPCのマザボがASUSのP5WDG2 WS PRO/WIFI-APって変態なのでICH7Rと評判の悪いMarvell 88SE614xしか積んでないってところですかね。
***** FDBENCH Ver 1.02 (C)2003-2007 ep82kazu *****
Drive E:
Drive Size 100MB
Disk Read Write RRead RWrite (KByte/s)
38678 88504 37869 25793 2548
Copy 2k 32k 256k 1MB (Operations/min)
1897 2676 2262 1458 1194
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
3ware 7500-8:0 Drv 0 1.0
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write RRead RWrite Drive
0 0 0 0 74418 42001 23567 2567 E:100MB
今回データが吹っ飛んだ玄蔵Duo GW3.5MX2-SLAN/CBです。WD10EADSを2本使ってRAID1構成です。ただ…不安定なことは前回のネタにしましたorzじゃあなんで買ったの?って2,980円だったんです…w
***** FDBENCH Ver 1.02 (C)2003-2007 ep82kazu *****
Drive Y:
Drive Size 100MB
Disk Read Write RRead RWrite (KByte/s)
3665 6271 2122 4192 2074
Copy 2k 32k 256k 1MB (Operations/min)
1546 2976 2238 708 264
Copy 2k 32k 256k 1MB (Kbyte/Sec)
1536 66 803 2070 3206
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write RRead RWrite Drive
0 0 0 0 6259 2136 4351 1984 Y:100MB
デジカメ等のバックアップに使っている初代玄箱です。WD5000AAJBで使っています。不思議なことに壊れたことがありません。一度HDDを予防交換しています。
***** FDBENCH Ver 1.02 (C)2003-2007 ep82kazu *****
Drive Z:
Drive Size 100MB
Disk Read Write RRead RWrite (KByte/s)
6351 7820 5728 6520 5336
Copy 2k 32k 256k 1MB (Operations/min)
3826 7974 5280 1470 582
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write RRead RWrite Drive
0 0 0 0 7602 5649 6424 5246 Z:100MB
こうやって並べてみると問題点は明らかですね。本体以外のデータ保存領域が遅すぎます…orz家庭用でも我慢できるものとできないものがありますwまあ、大きなファイルコピーとかは就寝時にしていたのでさほど気にはしていませんでしたが数字を見てしまうとがっかりです。
それに、データをバックアップしているといいながら、不安定なRAID1しかないのは片手落ちというか何もされていないようなもんです。今回は家庭内のネットワークの高速化までにらんで構成を検討しようと思います。なお、初代玄箱、玄蔵Duoともに1000BASE-Tには対応していないため、ネットワーク構成の見直しによる高速化は見込めないと思います。
以上から、次期NASの選定条件は、ホットスワップ対応orホットスペア対応、1000BASE-T対応ってところでしょうか。