ぼ~ざん工房
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「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
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エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
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幼児の支援だけではなく、どの年代の自閉症の方に言えることですが。

教育内容・目標(何を教えるか?)を考える上でポイントは2つ。

昨日の記事に関連するのですが


1.まずできている部分からスタートする

一般的な視点で言えば、できないことをできる状況にすることをもとめます。

しかし、まず大事なのは「できている」ことからはじめることが重要なんです。

2つの意味があります。

*できていることを1つの場面でできるのではなく、
他の場面でもできることを目的にする。

自閉症の方は、般化の特性をもちます。1つの場面でできても他の場面でできるとはかぎりません。

*できていることから、重要なルーティンを学ぶ
できていることから、指示を見るとか、手順をみるとか、重要なルーティンを学ぶ。
詳しくは昨日の記事を・・・


2.芽生え反応

やろうとはしているけどできない。部分的にできる。もう少しでできること部分をTEACCHでは「芽生え」と言います。

何か新しいこと自立させる時には、できないことではなく、芽生え反応からスタートします。


この2つ視点の背景にある考えは

・自閉症の般化の特性に配慮す

・ハードルの低い部分からスタートする

・成功体験から学ぶ(長期記憶の特性への配慮)

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