ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


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昨日のtwitterのつぶやきです。

うちのスタッフのことではないですよ。
色々な場所で見た支援者や先生たちをイメージして書いてみました。


*引っ張ったらだめ。本人が気づいてない。本人が気づいてないのに引っ張ったら、拉致に違い。


*理解してないんじゃない、処理に時間がかかってるの。だから待って。


*追加して伝えたらダメ。情報が多くて注目できてないの。わかりやすい1つに注目させて。


*壁を高くしてもだめ。すぐ刺激の統制ばかり考える。目の前の指示が明確じゃなかったら、いくら刺激をすくなくしても注目できないよ。


*また色を使うの?見て、教室が色だらけで、注目できにくくなってる。


*なんの為の視覚支援?先生のパソコン技術を自慢したいの?趣味?


*支援ってブームでするんですかね。はやりで。それじゃー一貫した支援計画なんてできないですよね。こっち手出し、あっち手出し、支援っていったい?



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 意外と理解されてないのが構造化の意味です。よく質問をうけるのは「スケジュールとワークシステムと手順書(カード)の意味」です。手順書(カード)をワークシステムと言われているケースと思っている方が多い(かなり)。

旅行で考えてみます。

【スケジュール】 

車に乗って→高速のサービスエリア→テーマパーク→車→ホテル

これはスケジュールで、いつどこで何をするか。


※スケジュールに関する解説はこちら→


【ワークシステム】

テーマパーク内で。本人の見通しとして、Aアトラクション→Cアトラクション→Eアトラクション→その後に休憩スペースでお茶を飲む。

1つの場所で、何をどのくらい、どうなったら終わりを提示してるのがワークシステムです。

※ワークシステムに関する解説はこちら→





写真は旅行の時の構造化、左がスケジュール、右がワークシステム。
スケジュールの付箋の部分が遊園地で。ワークシステムは付箋に番号で5つのアトラクション提示で、2つを変更のシステムで中止。


【視覚的構造化(手順書等)】

テーマパークの中にストラップ作りコーナーがあって。
1)ビーズを並べる→2)ビーズを紐に通す→3)紐を結ぶ→4)金具をつける。

これは手順書(カード)や視覚的構造化です。
(その他にも歯磨きなどの手順)

※視覚的構造化の詳しい説明はこちら→



ちなみに手順カードの最後に次の活動「休憩」などの活動を提示する場合があります。私は「手順書に、ワークシステムの終わったら何があるのかの要素がある」といってます。



写真は、簿^リングの視覚的構造化ですが、2回投げたら休憩(おやつ)のワークシステムの要素があります。


<まとめ>


(クリックすると大きくなります)

 上のスライドで少しスケジュール、ワークシステム、手順書のイメージをつくってみてください。大切なことはそれぞれの形ではありません。

 大切なのは目的と伝えたい意味です!

※構造化全般に関する解説はこちら→

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