福祉の業界で「楽して」という用語はあまり使ってはいけない雰囲気(?)
福祉は清らかなボランティア精神にあふれた、大変で当たり前の世界。
しかも「専門性は必要だと」言われながら、専門性を意識した制度にはなっていない。
私は、職場に少しでも楽になる方法を取り入れる。
理由以下の3つが中心
・スタッフのモチベーションを維持しながら良い人材を確保するのが困難にになってきたから。
・スタッフがいっぱいいっぱいギリギリで仕事をすることは、緊急事態に対応できないから。(リスクマネージメントの視点)
・楽をした部分、さらに利用者の広がりのある質の高い生活を支援できる
などです。
しかし、「楽をする」は「手抜き」ではいけないとも考えます。それは今の私たちの実践を見ればわかります。手抜きはしない、しっかりとアセスメントをして計画をたて、実践し、調整を続けています。親御さんからの評価が手抜きをしていないことを証明しています。
手抜きをしないで楽をするための工夫は。
・無駄な記録をバッサバッサと削る
・ミーティングを工夫する。詳しくは『良いチームの良い会議とは』参照
・フレームワーク(及びそのシート)を導入して一貫した視点でアセスメント・計画・実施・調整を補助する。
・職員研修を徹底して、スタッフのスキルを伸ばす。
(無駄に時間をかけて考えさせない。時間をかけても支援に活かせるフレームワークは出てこない。)
・チームで取り組む仕組みを工夫する。
・支援に関して管理職が責任をとる。そのための情報提供と情報収集の仕組みを取り入れる。
などなどです。
楽な方法をさぐっても、手抜きはしない、常に一貫した視点での最善の支援を整理していくことが重要です。
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