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シチダンカ・2~東京薬科大学

 東京薬科大学自然観察路に咲いている「シチダンカ(七段花)」。アジサイ科(←ユキノシタ科)アジサイ属の落葉低木で、シーボルトの 『フロラ・ヤポニカ(Flora Japonica=日本植物誌)』 に採録されていたが、その後、実際にその姿が見られなかったために、長い間 “幻のアジサイ” とされていた。しかし約130年後の昭和34年(1959年)に、六甲山中で “再” 発見され、実在が確認された。その後は栽培によって増やされ、今では全国各地で見られるようになっている。シチダンカはヤマアジサイの装飾花が八重化した変種とされ、その様子が七段に重なるように見えることから名付けられている。
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ハナウド・1~果実

 東京薬科大学林縁で見つけた若い果実。平べったい楕円形で長さは8~9ミリほど。確かここには「ハナウド(花独活)」が咲いていたので、その果実だろう。ハナウドはセリ科ハナウド属の多年草で、山野のやや湿った場所に生え、背丈は1.5~2メートルにもなる。
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