ナンバンギセル・2~蕾

 『今ごろツクシ?』 と思わせるほど形や背丈がよく似ているが、これは「ナンバンギセル(南蛮煙管)」の蕾。ハマウツボ科ナンバンギセル属の一年草でススキなどに寄生する。葉は退化しており自ら光合成を行うことはない。この状態では、キセル(煙管)に見えないが、こちらを見ると納得
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ハゼラン・3~再会

 “三時花” の別名の通り、午前中は閉じていたので、3時を過ぎてから見に行くとパッチリ開いていた「ハゼラン(爆蘭)」。スベリヒユ科ハゼラン属で北アメリカ原産の帰化植物。ここは別所のめがね橋付近の遊歩道だが、すぐ近くが戸建て10区画ほどのミニ開発中。あたりはきれいに草刈りが行われ、もうこの花には会えないと諦めていた。ところがさすがに帰化植物の逞しさ。コンクリートの隙間から元気に伸びている。去年はこの種を採取して植えてみたがあえなく失敗。開発が進むと会えなくなるかもしれないので、もう一度挑戦してみよう。
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アレチヌスビトハギ・5~開花

 蓮生寺公園の藪で咲き始めた「アレチヌスビトハギ(荒れ地盗人萩)」。ハギの花だと思って近づいてみると、葉の形は特徴のある3小葉。花は何となくお澄まし顔だが、これが実になるとなかなか手強い。ヌスビトハギの実は2節だが、アレチヌスビトハギは3~5節になる。
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ルリヤナギ・2~色

 柳の葉に似ているので「ルリヤナギ(瑠璃柳)」の名前だが、ナス科の常緑小低木。ブラジル原産で琉球から日本に入ってきたので、別名は「リュウキュウヤナギ(琉球柳)」。咲き方や風情は控え目だが、なかなか綺麗な瑠璃色。
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