韓国で、MERSコロナウィルスが猛威を振るっています。
韓国語でMERSは「メルス」と発音されています。ネットの韓国新聞には「メルス大乱」の文字が踊り、日本のテレビでもマスクをして街を歩く人の映像が流されています。
韓国から日本へ出張予定の韓国人から問い合わせがありました。
「今、こちらはメルスで大騒ぎなんですけど、もしかしたら私たちがそちらに出張することを日本のほうで気にしますか?」
「いや、こっちの外務省は韓国への渡航制限もしていないし、感染は院内に限られているんでしょう? 大丈夫ですよ」
「そうですか…」
でも、向こうに行っている日本人駐在員からの情報は、ちょっとニュアンスが違う。
「韓国人はぜんぜん危機意識ないですよ。マスクしてる人もあまりいないし」
「だって、テレビではマスクだらけの映像が流れてますよ」
「ああ、あれはミョンドンを歩く外国人の映像ですよ。日本人とか中国人の」
「…」
どっちが真実なのか、日本にいる者にはよくわかりませんが。
わが社では、数年前の鳥インフルエンザ騒ぎのときにマスクを大量に備蓄していたのですが、このたび韓国の取引先に緊急援助することに決めたとか。
WHOの記者会見で、今回の韓国での感染拡大は、韓国の特殊な習慣が原因とされていました。
一つは、韓国人が何回も病院をかえること、
もう一つは、入院患者が出ると、親戚や友人がたくさん見舞いにいくこと、
なんだそうです。
そういえば、私が韓国にいたときに聞いた話では、韓国人が風邪をひいて薬局で薬を買うときに、錠剤を1錠だけ買う。その1錠を飲んで効き目がなければ、別の薬局に行くそうです。
きっと、今回のメルス事態でも、ある病院に行って原因がわからなかったり症状が改善しなかったりして、すぐに病院をかえる患者が多かったのでしょう。最初の患者は4つの病院を渡り歩き、ウィルスをばらまいたと言われています。
韓国人のお見舞い好きも、ドラマを見ているとわかりますね。
入院患者に家族だけじゃなく友人などが次々に見舞いに来る。
「こんな昼間に見舞いにきて、この人たち、仕事はどうしているんだろう」
なんて心配になるほどです。
MERSがどれぐらい恐い病気かよくわかりませんが、できれば日本には入ってほしくはないものです。
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