ドラフト会議が終わりました。
中央大学出身で大の巨人ファンである私の兄は,今年のドラフトの目玉の一人であった中央大学の澤村選手を巨人が単独指名したとき,私の携帯メールに速報を送ってくれました。
「来年の日本シリーズが楽しみだなあ!」
という,なんとも気の早いコメントつきで。
澤村選手については,大学生新記録の157キロを記録したまさにその日,神宮球場で兄と観戦していたため,なんとなく親しみを感じます(→リンク)。
しかし,今年のドラフトの注目はなんといっても早稲田の斉藤投手。7球団の一位指名が集まりました。巨人が澤村を単独指名できたのは,そのせいもあるのでしょう。
それにしてもほかの球団が澤村を指名しなかったのは,なんとなく怪しい。韓国でドラフトがどう伝えられているかを,ちょっと調べてみました。すると「奇妙な日本野球のドラフト会議」という見出しが目を引いた。
[野球リポート]奇妙な日本野球のドラフト会議(→リンク)
内容は,一位指名で斉藤を指名し抽選で敗れたオリックスが2回目も3回目も抽選に敗れ,結局4回目にやっと一位指名できたことのおかしさをついた記事。前年の下位球団に優先権を与えるというウェーバー方式を推奨するような書き方です。
ところがこの記事,韓国語の下のほんに「元記事」として日本語が載っている。書いたのは木村公一という日本人だったのでした。
なあんだ。
この記事によって日本のドラフト会議に問題があることはわかりましたが,韓国のドラフトはどうなっているんだろう。韓国のドラフトは毎年8月に行われるようですね。学年の変わり目が2月と3月の間で,日本より一カ月早いことを考えても,ずいぶん早く行われます。
今年のドラフト関連の記事を探すと…
ドラフト波紋とプロ野球の窮屈な現実
新人選手事前メディカルチェック騒動
結局、彌縫(びほう)策で決着
落ちた規約の権威、結局悪循環を呼ぶ
イーデイリーSPN2010年8月17日
物議を醸したLGの新人選手事前メディカルチェックの騒動が収まった。16日のドラフト会議も、何事もなかったように終わった。
ただ静かに幕を閉じたわけではなかった。ドラフト会議が開かれる前,8球団の社長は緊急会議を開き,この問題を議論した。これに先立ち7球団のスカウトは,LGの1次指名権を剥奪しないかぎりドラフトを全面拒否するという強硬な立場を表明した一幕もあった。
しかし,会議前から結果は決まっていたようなものだった。某球団関係者は「ドラフトは予定通りに進むだろう」と断言していた。
理由は簡単だ。すべての球団が規定違反と無縁ではないからだ。新人選手に対するメディカルチェックはLGだけが行った。しかし、すでにかなり以前から別の形の事前接触疑惑はもっと多かった。
これに加えFA規約やメリット制度などの付随的な問題まで追及すれば,違反と無縁なチームは一つもないだろう。
みなが負けるとわかっている喧嘩をするはずがない。結局「適当な線」で妥協するだろうと思われた。そしてその予想は的中した。
これは,韓国プロ野球が問題を完全に縫合したのではなく彌縫したに過ぎないということを意味する。
いつもそんな具合だった。問題が大きくなってはじめて,ホットクの店の火事のように大騒ぎをする。だが、処分はそのときによってバラバラだ。どうすべきというはっきりした規定がないケースも多い。逆に、ルールの通りに処分されることは少ない。世論の動向を見て別の決定が下されるのが常だ。
結局,時間をおいて対策が出てくるが,これまた完全でない。抜け道はいくらでもある。
FA制度をとってみてもそうだ。契約金,複数年契約が禁止されているにもかかわらずどのチームもこれを守らない。メリット制度は,一時3千万ウォンの罰金を科することにしたのに守られなかった。
KBO(韓国野球連盟)はいつも同じ言葉を繰り返す。「捜査権があるわけでもなし…」それはそうだ。KBOが球団の銀行口座を調べられるわけはない。
司法に告発するか? そんな状況になれば,返ってくる答えは予想がつく。「だけど破局は避けなければ…」
KBO規約の権威は地に落ち,規約を守る人が馬鹿を見るという悪循環が繰り返されるほかないわけだ。守らない人だけが悪いわけではない。守られず、守るにも守れないやり方をたびたび作り出すのも問題だ。
元に戻ったストライクゾーンなど,これに比べればかわいいものだ。
規約が厳正に執行されたら韓国プロ野球関係者はほとんどが法律違反者だ。法はあってもばれる危険はほとんどない。問題になっても抜け道は多い。
規約上は巨額の裏金を授受した球団、選手であれ,酒を飲んで暴行沙汰を起こした選手であれ,みなそれ相応の処罰を受けなければならない。だが、韓国プロ野球では一方だけが罰せられる。
KBOは再発防止のために新しい規約を作ると宣言した。だが,どれほど変わるか疑問だ。いや、さらに巧妙で腹黒いやり方を思いつくだろうと憂う声がすでに出ている。いつもそうだったからだ。
「メディカルチェック」が何をさしているのかよくわかりませんが,どうも禁止されている選手との事前接触を行った球団があるということのようです。
日本に負けず劣らず韓国のドラフト会議も問題が多いようで。
中央大学出身で大の巨人ファンである私の兄は,今年のドラフトの目玉の一人であった中央大学の澤村選手を巨人が単独指名したとき,私の携帯メールに速報を送ってくれました。
「来年の日本シリーズが楽しみだなあ!」
という,なんとも気の早いコメントつきで。
澤村選手については,大学生新記録の157キロを記録したまさにその日,神宮球場で兄と観戦していたため,なんとなく親しみを感じます(→リンク)。
しかし,今年のドラフトの注目はなんといっても早稲田の斉藤投手。7球団の一位指名が集まりました。巨人が澤村を単独指名できたのは,そのせいもあるのでしょう。
それにしてもほかの球団が澤村を指名しなかったのは,なんとなく怪しい。韓国でドラフトがどう伝えられているかを,ちょっと調べてみました。すると「奇妙な日本野球のドラフト会議」という見出しが目を引いた。
[野球リポート]奇妙な日本野球のドラフト会議(→リンク)
内容は,一位指名で斉藤を指名し抽選で敗れたオリックスが2回目も3回目も抽選に敗れ,結局4回目にやっと一位指名できたことのおかしさをついた記事。前年の下位球団に優先権を与えるというウェーバー方式を推奨するような書き方です。
ところがこの記事,韓国語の下のほんに「元記事」として日本語が載っている。書いたのは木村公一という日本人だったのでした。
なあんだ。
この記事によって日本のドラフト会議に問題があることはわかりましたが,韓国のドラフトはどうなっているんだろう。韓国のドラフトは毎年8月に行われるようですね。学年の変わり目が2月と3月の間で,日本より一カ月早いことを考えても,ずいぶん早く行われます。
今年のドラフト関連の記事を探すと…
ドラフト波紋とプロ野球の窮屈な現実
新人選手事前メディカルチェック騒動
結局、彌縫(びほう)策で決着
落ちた規約の権威、結局悪循環を呼ぶ
イーデイリーSPN2010年8月17日
物議を醸したLGの新人選手事前メディカルチェックの騒動が収まった。16日のドラフト会議も、何事もなかったように終わった。
ただ静かに幕を閉じたわけではなかった。ドラフト会議が開かれる前,8球団の社長は緊急会議を開き,この問題を議論した。これに先立ち7球団のスカウトは,LGの1次指名権を剥奪しないかぎりドラフトを全面拒否するという強硬な立場を表明した一幕もあった。
しかし,会議前から結果は決まっていたようなものだった。某球団関係者は「ドラフトは予定通りに進むだろう」と断言していた。
理由は簡単だ。すべての球団が規定違反と無縁ではないからだ。新人選手に対するメディカルチェックはLGだけが行った。しかし、すでにかなり以前から別の形の事前接触疑惑はもっと多かった。
これに加えFA規約やメリット制度などの付随的な問題まで追及すれば,違反と無縁なチームは一つもないだろう。
みなが負けるとわかっている喧嘩をするはずがない。結局「適当な線」で妥協するだろうと思われた。そしてその予想は的中した。
これは,韓国プロ野球が問題を完全に縫合したのではなく彌縫したに過ぎないということを意味する。
いつもそんな具合だった。問題が大きくなってはじめて,ホットクの店の火事のように大騒ぎをする。だが、処分はそのときによってバラバラだ。どうすべきというはっきりした規定がないケースも多い。逆に、ルールの通りに処分されることは少ない。世論の動向を見て別の決定が下されるのが常だ。
結局,時間をおいて対策が出てくるが,これまた完全でない。抜け道はいくらでもある。
FA制度をとってみてもそうだ。契約金,複数年契約が禁止されているにもかかわらずどのチームもこれを守らない。メリット制度は,一時3千万ウォンの罰金を科することにしたのに守られなかった。
KBO(韓国野球連盟)はいつも同じ言葉を繰り返す。「捜査権があるわけでもなし…」それはそうだ。KBOが球団の銀行口座を調べられるわけはない。
司法に告発するか? そんな状況になれば,返ってくる答えは予想がつく。「だけど破局は避けなければ…」
KBO規約の権威は地に落ち,規約を守る人が馬鹿を見るという悪循環が繰り返されるほかないわけだ。守らない人だけが悪いわけではない。守られず、守るにも守れないやり方をたびたび作り出すのも問題だ。
元に戻ったストライクゾーンなど,これに比べればかわいいものだ。
規約が厳正に執行されたら韓国プロ野球関係者はほとんどが法律違反者だ。法はあってもばれる危険はほとんどない。問題になっても抜け道は多い。
規約上は巨額の裏金を授受した球団、選手であれ,酒を飲んで暴行沙汰を起こした選手であれ,みなそれ相応の処罰を受けなければならない。だが、韓国プロ野球では一方だけが罰せられる。
KBOは再発防止のために新しい規約を作ると宣言した。だが,どれほど変わるか疑問だ。いや、さらに巧妙で腹黒いやり方を思いつくだろうと憂う声がすでに出ている。いつもそうだったからだ。
「メディカルチェック」が何をさしているのかよくわかりませんが,どうも禁止されている選手との事前接触を行った球団があるということのようです。
日本に負けず劣らず韓国のドラフト会議も問題が多いようで。