犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

大麻とケシ

2023-12-05 23:23:15 | 日々の暮らし(2021.2~)


写真:淡路島に自生するケシ。(関テレ)

 部員が大麻を常習的に吸っていたということで、廃部が取りざたされている日大アメフト部。

 部員の初公判の様子が報道されていました。

 報道によると、直接の容疑は、学生寮で覚醒剤を合成麻薬のMDMAだと誤認して所持したこと。

 被告は、高校3年の3月頃から大麻を使い始め、同部内で大麻を使用していたのは「10人程度だった」と述べたそうです。

 同部監督から「沢田副学長に見つかってよかったな」と言われた。「もみ消すのだと思い、少し安心した」と話した…。

 沢田副学長は検事出身なので、もみ消してもらえると思った…。

 麻薬の使用はもちろんですが、この考え方も大問題。ぜんぜん罪の意識がないですね。

 ところで、大麻の原料はケシ。大麻と並ぶ麻薬、アヘンの原料はケシ。

 子どもの童謡の「かたたたき」には、

♬お縁側には日がいっぱい
タントン タントン タントントン

真っ赤なけしが笑ってる
タントン タントン タントントン


という一節があります。

 ここに出てくるケシが、麻薬の材料になるケシと同一の種類なのかどうか、よくわかりませんが、西條八十(さいじょう・やそ)が大正時代にこの歌を作詞したとき、どこの庭にも生えている、身近な植物だったのかもしれません。

 なお、朝ドラ『ブギウギ』の中で出てくる戦前のヒットソング、「蘇州夜曲」も西條八十作詞(作曲は服部良一)だそうですね。

※ 麻薬になるケシは、一部の種類だそうです。アンパンにふりかけてあるのも、無害のケシの種ということです。


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2 コメント

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Unknown (通りすがり)
2023-12-05 08:37:15
大麻の原料は大麻では?いわゆるマリファナ
ケシはアヘン、モルヒネ、ヘロインの原料

またケシは麻薬成分をもたない(少ない)ものも多く、田舎では割と自生してますし、時期になるとよくみかけます。種子はあんぱんにふりかけてたりしますし、栽培されてます。
つまり、栽培していいケシといけないケシがある
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ご指摘ありがとうございます (bosintang)
2023-12-06 00:18:02
とんだ勘違いをしてしまいました。
となると、アメフト部の話と、童謡の話はつながらなくなるわけで…

いずれにしろ修正します。

ありがとうございました。
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