人気漫画「クレヨンしんちゃん」の作者,臼井儀人さんの転落死のニュースは,韓国でも大きく報道されています。
日本の人気漫画,アニメは韓国ですぐに海賊版が出ます。
クレヨンしんちゃんも例外ではない。私が韓国に住み始めた1996年,韓国ではすでにクレヨンしんちゃんが読まれていました。確か,スポーツ新聞に連載されていたはずです。これがきちんと契約を結んで連載されていたのか,海賊版なのかは不明です。韓国版ウィキにはこれについての記述がないので,たぶん海賊版だったのでしょう。
「日本製」であることは表向き伏せられていたと思いますが,私の周辺の韓国人は日本留学経験のある人が多かったので,この漫画の原作が日本製であることは周知の事実でした。
韓国版のタイトルは,「チャングヌン・モンマルリョ(チャングは止められない)」。
チャングというのは主人公の名前です。しんちゃんの韓国名はシン・チャング(辛チャング)。「チャング」というのは「頭でっかち」(頭が前後につきだした人)のこと。しんのすけの頭はどちらかというと小さくて,しもぶくれなので,外貌を表しているわけではなく,「しんちゃん」の音をまねて韓国式の姓名にしたのだと思います。
その後,きちんと契約を結んだうえで,単行本やアニメとして韓国でも大人気を博しています。ネットを検索すると,韓国版クレヨンしんちゃんに関する詳しい情報があり,いろいろ興味深い事実が書かれていましたので,ちょっと紹介します。(→リンク)
いくつか,原作からの変更が行われているようですが,登場人物が韓国人に、舞台が韓国に設定変更されている。チャングが住んでいるのはソウル市イルサン(一山),北海道旅行は済州島旅行に変更…
お父さんの「ひろし」は,しんのすけと同じく「辛氏」だが,みさえは「柳(ユ)氏」。夫婦別姓の韓国に合わせています。ただし,登場人物名は,配給元(?)が違うと異なるようで,たとえばみさえは,SBSの初期版では「朴氏」,後期版では「ボン(琫?)氏」(韓国版ウィキによる)。
どういう理由で,このような姓が選ばれたのかはわかりません。
そして,単行本は「18禁」。日本の単行本も「成人用」だったことは,初めて知りました。アニメや劇場版では,日本版にある「ウムラン(淫乱)」な場面は削除または修正されているとのこと。韓国式礼儀から許し難い行為も,修正されていることと思います。
「原作が成人用であるため,韓国での放映に際し,かなりの部分が削除されたり放映禁止になった」(東亜百科事典)
私は単行本をもっているわけではないし,大昔,スポーツ新聞の連載を断片的に見ただけですが,しんちゃんの言葉使いが私にもわかるほどていねいだった記憶があります。(当時の私の語学力では,パンマル(俗語・卑語)はよくわからなかった)
そして,登場人物はすべて左利き。
台詞が縦書きの日本の漫画は「右開き」だが,韓国(やその他外国)の本は横書きで左開き。漫画のように図版をそのまま使うときは,版を「裏焼き」して使うため,左右が逆になります。車が右側通行になるのは都合がいいけれど,人物の「利き手」が逆になっちゃうのが欠点です。
日本の人気漫画,アニメは韓国ですぐに海賊版が出ます。
クレヨンしんちゃんも例外ではない。私が韓国に住み始めた1996年,韓国ではすでにクレヨンしんちゃんが読まれていました。確か,スポーツ新聞に連載されていたはずです。これがきちんと契約を結んで連載されていたのか,海賊版なのかは不明です。韓国版ウィキにはこれについての記述がないので,たぶん海賊版だったのでしょう。
「日本製」であることは表向き伏せられていたと思いますが,私の周辺の韓国人は日本留学経験のある人が多かったので,この漫画の原作が日本製であることは周知の事実でした。
韓国版のタイトルは,「チャングヌン・モンマルリョ(チャングは止められない)」。
チャングというのは主人公の名前です。しんちゃんの韓国名はシン・チャング(辛チャング)。「チャング」というのは「頭でっかち」(頭が前後につきだした人)のこと。しんのすけの頭はどちらかというと小さくて,しもぶくれなので,外貌を表しているわけではなく,「しんちゃん」の音をまねて韓国式の姓名にしたのだと思います。
その後,きちんと契約を結んだうえで,単行本やアニメとして韓国でも大人気を博しています。ネットを検索すると,韓国版クレヨンしんちゃんに関する詳しい情報があり,いろいろ興味深い事実が書かれていましたので,ちょっと紹介します。(→リンク)
いくつか,原作からの変更が行われているようですが,登場人物が韓国人に、舞台が韓国に設定変更されている。チャングが住んでいるのはソウル市イルサン(一山),北海道旅行は済州島旅行に変更…
お父さんの「ひろし」は,しんのすけと同じく「辛氏」だが,みさえは「柳(ユ)氏」。夫婦別姓の韓国に合わせています。ただし,登場人物名は,配給元(?)が違うと異なるようで,たとえばみさえは,SBSの初期版では「朴氏」,後期版では「ボン(琫?)氏」(韓国版ウィキによる)。
どういう理由で,このような姓が選ばれたのかはわかりません。
そして,単行本は「18禁」。日本の単行本も「成人用」だったことは,初めて知りました。アニメや劇場版では,日本版にある「ウムラン(淫乱)」な場面は削除または修正されているとのこと。韓国式礼儀から許し難い行為も,修正されていることと思います。
「原作が成人用であるため,韓国での放映に際し,かなりの部分が削除されたり放映禁止になった」(東亜百科事典)
私は単行本をもっているわけではないし,大昔,スポーツ新聞の連載を断片的に見ただけですが,しんちゃんの言葉使いが私にもわかるほどていねいだった記憶があります。(当時の私の語学力では,パンマル(俗語・卑語)はよくわからなかった)
そして,登場人物はすべて左利き。
台詞が縦書きの日本の漫画は「右開き」だが,韓国(やその他外国)の本は横書きで左開き。漫画のように図版をそのまま使うときは,版を「裏焼き」して使うため,左右が逆になります。車が右側通行になるのは都合がいいけれど,人物の「利き手」が逆になっちゃうのが欠点です。
日本の文化に対してとても(異常なまでに)鎖国的でしたが
日本の韓流ブームで自文化に対しての自信を付けて以来、
その辺がかなり緩和されたなぁとひしひしと感じます。
ドラマは韓国から日本に流れ、
マンガは日本から韓国に流れる。
うまくしたものですね
変えて下さい。
バカにしてるように感じます。
もう、そんな鍋
食べている人いないと
思います。
チョヌン ケールル
チョアハジアナヨ!
チャンスがあれば食べてみたいなあ^ ^
伝統的な食文化が滅びませんように・・
日本の映画,ドラマが解禁されて,露骨なパクリがやりにくくなったという側面もあったようです。
何よりも,私は「犬鍋」が好きであり,犬を食べる文化をもつ国々をけっしてバカにする気持ちはないことをご理解ください。
>もう、そんな鍋食べている人いないと思います。
中国では普通の食材です。韓国でも,伏日(ポンナル)に犬鍋屋にいけば,盛況です。日本でも食べられますよ。
韓国にいけば,韓国風犬鍋のほかに,満州風犬鍋(朝鮮族の店)も味わえます。