3年ぶりの香港出張です。
夏物のスーツで行ってみると、思ったより涼しく、気温は快適でしたが、噂のpm2.5でしょうか、大気に霞がかかった状態。
事務所は香港島にあり、空港から島まで鉄道に乗りました。往復割引で180香港ドル(2700円)。距離に比して結構高い気がします。
香港の物価はかなり高く、ものによっては日本並。今回、たばこを1箱しか持っていかず、現地のセブンイレブンで買ったら50ドル(750円)もしました。
初日の夜は、現地の社長が付き合ってくれました。
最近見つけた火鍋の店だそうです。
任食任飲のコースがあって、勧められるがままにそれにしました。食べ放題(飲み放題)のことを韓国語でムハンリピル(無限リフィル)ということを少し前に書きました(→リンク)。中国語では任食任飲と言うそうです。
タイスキのように、ぐつぐつ煮立った大鍋に、好きなものを投入して食します。メニューは二つに分かれていて、少数の別料金メニューと、多数の任食メニューです。任食はいくら注文しても追加料金はありません。当然、任食の中から選びます。
野菜、肉、魚…。さまざまな食材を頼みました。
途中、店員さんが車海老の皿を置いていきました。
「これ、有料のメニューでしょう?」
店員を呼んで、頼んでいないことを告げると、
「サービスです」
一方、お酒のほうは、店の一角に氷で満たされた樽があり、その中に缶ビールがたくさん入っている。勝手に取り出して飲んでよいというシステム。
ビールには2種類あって、一つはBLUE ICE BEER。フィリピンのビールで、香港ではメジャーだそうです。
もう一つはSondenberg。ドイツ風の名前です。
「これ、香港のビールですか」
「さあ。あまり見かけないけれど」
駐在員も知らないそうです。
飲んでみると、軽いというか、コクがないというか水のようなビールです。冷えすぎていることも理由でしょうか、泡立ちもほとんどない。
「まずいね」
「どこのビールだろう」
缶の表示を見ると、そこには
Country of Origin : S. Korea
の文字が。
「韓国製か」
その後はBLUE ICE BEERを飲みましたが、お客さんもやはりわかっているのでしょう。まもなくBLUE ICE BEERはなくなり、氷樽の中はSondenbergばかりになったので、仕方なくそれを飲むことに。
快盃にしろ、このビールにしろ、粗悪なビールを海外に輸出するという戦略は、国のブランドイメージを傷つけるだけだと思うのですが。
結局、ひとり5本以上の缶ビールに火鍋をたらふく食べて、3人で420香港ドル(6300円)。大変満足できました。
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