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犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

『帝国の慰安婦』書評 2

2014-07-16 23:44:03 | 慰安婦問題
 書評の二回目です。(リンク)「純粋培養」された慰安婦の話 帝国の慰安婦の冒頭の文は「慰安婦とはいったい何者か」です。この冒頭の文は本書の前半部を規定します。文は問いの形になっています。朴裕河は、いくつかの解決策も語っていますが、本書の本質は解決策提示ではなく問題提起です。問題提起がすなわち解決策になっているという構造です。著者が行っているさまざまな引用と論争は、ただ冒頭の問いに答えるためのもので . . . 本文を読む
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