日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

夜の食べ物

2017-04-08 22:18:46 | 旅行記
標高千メートル余り。
扉温泉の明神館はいつも通り、山あいの渓流沿いに佇み、
礼儀正しく出迎えてくれました。
何かと疲れがたまり込んだとき、決まってこの温泉宿を目指すようになって何年たつでしょうか。

雨上がりの大地から土の香りを迎えつつ、森を借景とした立ち湯に身を浸し、
大きな革張り椅子に座ってコーヒーを飲みながら読書タイムを一時間。
六時半から夕ご飯です。

先付け

胡桃豆腐はこごみと山葵添え

お椀

花びら散らす湯葉豆腐は木の芽の香りをまといつつ

向付は平貝と赤貝の貝二種が並んで目をつぶってしまい

凌ぎ

奈川産そばは凛として甘めの汁に合い

焼き八寸

二段重に桜鱒、松本野菜ピクルス
一段重に尼子煮浸し、花わさび醤油漬け、杏密煮

煮物

寒干し大根は筍に菜の花の季節物を迎えて粒そば餡に纏められ

先ほど目をつぶった貝の替わりと

あぶり信州牛握りはトーンを上げる肉汁あふれる旨みのサービス

止肴

糸状揚げ野菜を頭に抱いた和牛ローストは、みぞれ醤油と共に

食事


水物

雪解けをイメージした牛乳シャーベットの下にはゼリーに包まれたイチゴが芽を出す春の菓子

もちろんお腹一杯になったので部屋に帰ればベットにコロリと目も閉じて
そのくせ目が覚めたら、リビングに届いていた夜食に箸をつけてしまうのでした

食べたのはブースカですよ



行き先は松本の向こう 扉温泉

2017-04-08 18:02:58 | 旅行記
諏訪湖に来たら諏訪大社。
全国に一万を越すと言う末社を持つ諏訪のお社は、上下が春夏秋冬と四つに分かれ、私たちは下社秋宮に参ります。



ちょうど去年の今頃、七年に一度の御柱祭が行われていました。


祭の見所、坂落とし


マフラータオルが入場券替わり。抽選で当たった席は遠かった!


と、あの坂を駆け下った大木が、諏訪大社の四隅を押さえる神木となります。



これが一の柱。

奥に三の柱。



氏子の方たちは、この柱をみるごとに、祭りに注いだエネルギーを思い起こす事でしょう。

そんな力にあやかろうと、私も一枚御守りを頂きます。



勝栗札、と言うスポーツ必勝守りです。

お社を出ると、こちらにも立ち寄ります。


『新鶴』明治初期創業の和菓子屋さん。
塩羊羹が名物ですが、いつも見栄えの良い季節菓子が並んでいるので、
つい鶴舞う暖簾をくぐります。



もちまん、買いました。
運転席に座って、すぐにパクリ。
峠を越えて松本平に入り、
美ヶ原方面へ車を走らせ、
向かうは扉温泉『明神館』です。

食べちゃったもちまん、画像忘れ。も一ついただいた『くりまん』

いい焼き色


信州ゴールデンルート その2

2017-04-08 13:40:54 | 旅行記
ゴールデンがゴールデンなるのは、
好きなものが次々にたち現れるところにあります。
ご飯の友→ランニング→熱々まむし丼の次は、車で五分。



ヌーベル梅林堂 下諏訪店です。
ケーキにクッキー、焼きたてパイにはその場でクリームを詰めてくれます。
一品買いでカゴを一杯にして、お目当ては『クルミやまびこ』と言う名のお菓子。
後ほど写真もアップします!

諏訪湖2017 信州ゴールデンルート

2017-04-08 10:57:06 | 旅行記
信州ゴールデンルートの旅、今年の初回です。
いつも通り、上諏訪で下車、駅レンタカーは営業所が変わったけれど、
えびすやでワカサギの唐揚げを手に入れ、
これから諏訪湖岸をジョギングします。







サクラはまだまだつぼみ。


風もなく湖面が鏡のようです。
まだ居残るマガモやキンクロを眺め、
視界を素早く横切る今年の初ツバメも見ながら快適です。



岡谷市の公園で折り返し。



細かった雨が勢いを増してきました。
少しスピードを上げて、スタート地点の公園に戻ります。
ストレッチも欠かさず!



今日のお供、パッソにのって、



昼は『こばやし』です。



注文はまむし丼、どーん。
器ごと蒸し上げられて、あっつあつ。



ここからの出会いがワクワクです。
ご飯の布団に包まれて、
ウナギとシャリの一体感極まれり。



後はもう、かき込むべし。
うーん、うまい。
走って疲れた体に効きます。

さすがの諏訪。
空気もうまい。
鰻もうまい!





下山時間の方が長い訳

2017-04-02 13:50:51 | ふさおまき(オス)日記
登りは稲荷山自然道、
下りは六号路を選びました。
ビジターセンターの指導員からアドバイスを貰ったからです。



六号路は沢沿いの歩道です。
沢音を友に緑のトンネルを駆け下る、のも夏なら快適でしょうが、
春に入ったばかりの今は、
走る風が身にしみて、歩いても体が冷えてしまいます。

それでもこちらを選ぶのは、
湿度も高くガレ場の多い沢沿いは、植生が独特になるから。
指導員の勧めも、ある早春花が六号路なら見られるかもしれないことにありました。



こちらは最初の方に見つけた『ヨゴレネコノメ』
ほんのり黄色が浮かぶ、暖かい花で、直径は1センチほどでしょうか。

探すのはどれも小さな花ばかり、下り道で常に足元を見ているとはいえ、
慎重に歩いて行くとどうしても時間がかかります。



こちらは多分ユリワサビ。
花は詳しくないので、ガイドブックの受け売りです。
こちらはさらに小さく、五ミリあるかどうか。
その名の通り、小ぶりなわさびの葉に囲まれているので、
慣れてくると少し足早に歩いても見つかるようになります。

しかし。
その、私たちが探す花はなかなか見つかりません。
その名は『ハナネコノメ』。
可憐な白い花弁に、
すっくりたつ赤い雄花が目立つと言います。
これがしかし見つからない!

他の花は見つかるのに。
あきらめかけた、下山開始一時間15分。
彼女が歓声を上げました。



大群落です。



何か特定の環境を好むのでしょう。
他の花を見ることなく、
切り通しの斜面を埋め尽くすようです。

そして、顔を近づけて観察します。





ん、雄花が赤くない。
花粉が飛んだのでしょう。
一生懸命探索。
違いが写真に写っているといいのですが。



小さな小宇宙を楽しんで二人は大満足。
駆け下りて、蕎麦屋に着いたのは二時近くなってからの事でした。



体は冷え切ってましたが、
胸は暖かく、空腹一杯で、
とろろそばはことのほか美味しく頂けたのでありました。



初山2017

2017-04-02 11:46:27 | ふさおまき(オス)日記
日曜の朝、起きたら晴れ間が見えました。
京王線に乗って西へ、
10時35分に山麓を歩き始めいつもの稲荷山自然道を昨日のぬかりと戦いながら、
 11時45分に山頂です。
汗も程よく、花はまだだけど気持ち良い今年の初山です。



今日の目的はもう一つ。
大型連休に石鎚山に登る予定なので、
久しぶりに履く軽登山靴の足馴らしです。