登りは稲荷山自然道、
下りは六号路を選びました。
ビジターセンターの指導員からアドバイスを貰ったからです。
六号路は沢沿いの歩道です。
沢音を友に緑のトンネルを駆け下る、のも夏なら快適でしょうが、
春に入ったばかりの今は、
走る風が身にしみて、歩いても体が冷えてしまいます。
それでもこちらを選ぶのは、
湿度も高くガレ場の多い沢沿いは、植生が独特になるから。
指導員の勧めも、ある早春花が六号路なら見られるかもしれないことにありました。
こちらは最初の方に見つけた『ヨゴレネコノメ』
ほんのり黄色が浮かぶ、暖かい花で、直径は1センチほどでしょうか。
探すのはどれも小さな花ばかり、下り道で常に足元を見ているとはいえ、
慎重に歩いて行くとどうしても時間がかかります。
こちらは多分ユリワサビ。
花は詳しくないので、ガイドブックの受け売りです。
こちらはさらに小さく、五ミリあるかどうか。
その名の通り、小ぶりなわさびの葉に囲まれているので、
慣れてくると少し足早に歩いても見つかるようになります。
しかし。
その、私たちが探す花はなかなか見つかりません。
その名は『ハナネコノメ』。
可憐な白い花弁に、
すっくりたつ赤い雄花が目立つと言います。
これがしかし見つからない!
他の花は見つかるのに。
あきらめかけた、下山開始一時間15分。
彼女が歓声を上げました。
大群落です。
何か特定の環境を好むのでしょう。
他の花を見ることなく、
切り通しの斜面を埋め尽くすようです。
そして、顔を近づけて観察します。
ん、雄花が赤くない。
花粉が飛んだのでしょう。
一生懸命探索。
違いが写真に写っているといいのですが。
小さな小宇宙を楽しんで二人は大満足。
駆け下りて、蕎麦屋に着いたのは二時近くなってからの事でした。
体は冷え切ってましたが、
胸は暖かく、空腹一杯で、
とろろそばはことのほか美味しく頂けたのでありました。
下りは六号路を選びました。
ビジターセンターの指導員からアドバイスを貰ったからです。
六号路は沢沿いの歩道です。
沢音を友に緑のトンネルを駆け下る、のも夏なら快適でしょうが、
春に入ったばかりの今は、
走る風が身にしみて、歩いても体が冷えてしまいます。
それでもこちらを選ぶのは、
湿度も高くガレ場の多い沢沿いは、植生が独特になるから。
指導員の勧めも、ある早春花が六号路なら見られるかもしれないことにありました。
こちらは最初の方に見つけた『ヨゴレネコノメ』
ほんのり黄色が浮かぶ、暖かい花で、直径は1センチほどでしょうか。
探すのはどれも小さな花ばかり、下り道で常に足元を見ているとはいえ、
慎重に歩いて行くとどうしても時間がかかります。
こちらは多分ユリワサビ。
花は詳しくないので、ガイドブックの受け売りです。
こちらはさらに小さく、五ミリあるかどうか。
その名の通り、小ぶりなわさびの葉に囲まれているので、
慣れてくると少し足早に歩いても見つかるようになります。
しかし。
その、私たちが探す花はなかなか見つかりません。
その名は『ハナネコノメ』。
可憐な白い花弁に、
すっくりたつ赤い雄花が目立つと言います。
これがしかし見つからない!
他の花は見つかるのに。
あきらめかけた、下山開始一時間15分。
彼女が歓声を上げました。
大群落です。
何か特定の環境を好むのでしょう。
他の花を見ることなく、
切り通しの斜面を埋め尽くすようです。
そして、顔を近づけて観察します。
ん、雄花が赤くない。
花粉が飛んだのでしょう。
一生懸命探索。
違いが写真に写っているといいのですが。
小さな小宇宙を楽しんで二人は大満足。
駆け下りて、蕎麦屋に着いたのは二時近くなってからの事でした。
体は冷え切ってましたが、
胸は暖かく、空腹一杯で、
とろろそばはことのほか美味しく頂けたのでありました。
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