日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

美術館四時間ガップリ

2015-08-08 17:57:17 | 旅行記
旅の一歩目は美術館です。
ここにくるために取ったような宿ですから。歩いて五分。



マリアテレジア像の周りには、自然史博物館、美術史美術館が並び立ちます。

10時に開館の美術館に行列する人の後に立ちますが、熱風にクラクラ。
後でみたGoogleによれば、今日のウィーンは35℃まで気温が上がったそう。

一日券を13ユーロで買って一歩。



ハプスブルク家が贅を尽くして美術館のために19世紀に建てた建造物は、外観、内装、展示物、どこにも抜かりがありません。

天井や、壁の隙間にも、彫刻を施し絵を描きます。



携帯型日本語版オーディオガイドを聞きながら、ドイツ、オランダ系と分類された絵画エリアだけても二時間近くを要しました。
フェルメール、ブリューゲル、ルーベンス。あ、聞いたことあるなの画家たちが込めた意図を確認すると、
宗教画と一言でくくってしまいそうな絵にも、それぞれの願いや解釈が浮かび上がるのです。

もう一つの分類であるフランス、イタリア、スペイン系を回ると昼を過ぎます。



色合いが美しく、構図も安定した今日の私的一押し、ラファエロでした。

さらに、エジプトは。



バブーン。



何も飲まず、何も食べず。
すでに午後二時半です。



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パン、です

2015-08-08 08:13:38 | 旅行記
朝は六時半に目が覚めました。
時差の世界で四時間睡眠は順調ですし、おなかもすきました。

お待ちかねのブレックファースト。
ヨーロッパ旅行のベーシックなお楽しみは、毎日のパンを頂くことです。
ホテル一階のレストランは、ヨーロッパデザインの申し分ないスタイリッシュな暖かさで、
すんなり居心地の良い席を確保できました。
背を伸ばした歩き方も美しい色白ハンサムウェイターにコーヒーを頼み、ビュッフェ式のお皿アイランドへ。
サワーな色のドイツ系パンと、
白い系の、クロワッサン、カイザーも五種類ほど。
チーズもカマンベールやコンテの他に、透明ケースにはいくつもの質感を持ったチーズがコロンと並びます。
あ、スモークサーモンと、野菜のオリーブオイル漬けもキレイに並んで、食欲を誘います。







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ローマの休憩

2015-08-08 02:57:53 | 旅行記
12時間かけてローマにつきました。





電車(タイヤ付き?)とリムジンバスを乗り継いでのトランジット。
現地は7時でやや夕暮れ、でも頭の中はまだ日本時間、午前二時です。




今日のシベリア周り航路は追い風で、予定より45分も早く到着しました。
腰の痛みもゆっくり伸ばすトランジットタイムは二時間半と余裕あり、なのでアイスで一息つきます。



ピスタチオとチョコのアイスですが、
ホイップクリームブリブリで全然見えませんな。
味は濃厚、クラッシュしたピスタチオがコリコリと楽しい、蒸し暑いローマ空港トランジットの休憩です!

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とうちゃこ ウィーン

2015-08-08 00:50:40 | 旅行記
ローマ空港ではローコスト航空のNIKIに乗り換えました。
ローコストですからもちろんボーディングはバス移動。
飛行機に乗るとき、歩いて飛行機に向かうのが一番好きですが、
このバス移動も、バスを降りて機内に入るまで少しだけ空港の道を歩くことができて、得した気分になります。
とはいえ、晴れた昼間なら。
今日は21時20分発で、しかも突然の雨が窓を叩いています。
バスから降りてタラップに並ぶ間にずぶ濡れとなり、スタッフも限られたローコストでは、傘を差し出してくれるでもなく、
ただただ、人の列が前に進むのを待つばかりです。
まあそれも異国の地なら祝祭的におもしろくもありますし、
周りの多くはラテン系、みんな濡れるのも楽しそうにしています。

機内は満席で、夏をウィーンで過ごすのだろう少年の一団が、小粋なストローハットをかぶったりしているのも微笑ましく、
ただ、体内時間が午前四時を過ぎた身は、飛び立った途端に爆睡となり、
二時間後には、アルプスを西に越えた目的地へと着いたのでした。



ウィーン空港、明るくて、おしゃれな広々としたカフェが魅力的ですがもちろん閉店時間をすぎています。
予約してあったタクシーは、寡黙なドライバーが正しく100キロで進み、
ハロゲンライトのような明るい光に照らされた工場群だけを風景として認識し、
ほとんど8月7日が終わろうとしている時間に、
今日から五泊する宿『KK Hotel Maria Theresia』へとチェックインしたのでした。



さすがヨーロッパ、と思わせるふんだんに木をあしらった、
落ち着いたトーンのお部屋です。

コメント (2)
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