卑弥呼の時代にタイムスリップ

ごめんなさい、これを書いている空港の観光案内キャッチフレーズをパクったタイトルです。



吉野ヶ里公園の吉野ヶ里遺跡を見てきました。風は歴史と吹きわたる川沿いの台地に、復元された竪穴式住居や高床式の倉が並び、堀がぐるりと囲んでいます。
王の家があるくらいに階級がある集落になっていて、ものみやぐらで話しかけてくれた貫頭衣姿のガイドさんによれば、あっちは普通の人たちがすむ場所、というのが、やや低いところに指差されたりするのです。
副葬品の綺麗な玉や貝に感嘆しながら、少しずつ今の世に通底する、余分な欲望に、自分のやるせなさを投射したりしたのでありました。
１人で歩く社会勉強ではろくなこと考えないなあ。

一時間半、浮き世を30センチ離れて歩く遺跡でありました。
ゆっくりしすぎて、空港は滑り込みセーフ。

シシリアンライスは伊万里牛狙って西宮

大会のブースでもらったグルメマップを頼りに、今日の昼御飯はシシリアンライスを食べることにしました。
シシリアンライスは佐賀のいわゆるB級グルメ、ご飯の上に味付けされた肉と野菜がのっている、という定義。詰まりかなり自由度の高い洋風肉やさい丼なのです。
目をつけたのが、伊万里牛を使っているというお店、ラッキーなことに熊ノ川 湯から10分ほどです。




ログハウスの香りも良い店内は、風も通って田んぼや林の緑が鮮やかな、なかなか居心地の良い場所です。定年後に建てて10年経つとか、
秋には彼岸花が絶景だとかマダムとお話ししていたら、なんとご主人が西宮出身だということがわかりビックリ！最初は、関西？兵庫県、と近づき、西宮の名前が出たときには、お互い大笑いしてしまいました。
その後ご主人もテーブルに座ってくれて、満池谷、とか広田神社とか、徒歩圏の話が出て、ついつい長話となりました。



おっとモチロン、シシリアンライスは旨かった。甘辛の伊万里牛は味わい深く、レタスやトマトとマヨネーズが渾然一体、胃に染みみした。
付け合わせのゴーヤとジャコの煮物がこれまた絶品で、白いご飯をお代わりしたくなるほどでした。

ちょっと寄り道、出会い旅。

佐賀の奥座敷 熊ノ川 浴場

市街から車で20分ほど、渓流を臨む熊ノ川温泉にきました。
30度の温湯は、戦った筋肉をユルヤカニほぐしてくれます。
体に染みるまで、長湯をできるのが、こうしたお湯のいいところ。
女性の浴室からは楽しそうな声が賑やかに聞こえる、地元客の多いと言われる温泉です。

全日本マスターズ佐賀大会終わりました

最終日の三段跳びは、晴れ間も見えた程良い風の中で行われました。私は何とか決勝までは残って、四回目の10メートル89がべすととなりました。
入賞には届かず、踏み切り病で不完全燃焼気味ではありますが、終わればやはり気分は晴れやか、夏を精一杯励んだ結果ですから。

東京オリンピック2020 嬉しいね

日本時間午前５時、七年後の東京オリンピックが決まりました。
私が生まれた年に一回目の東京オリンピックが開かれ、56歳で二回目を味わう訳です。
国民的お祭りを、いえ世界的お祭りを自分のことに落としこんですいません。

ついつい、リオデジャネイロの３時からの投票を生中継で見てしまったので、今朝はボーッとしてます。でも、最初の投票で、マドリードとイスタンブールの名前しかコールされなかった時はドキドキしました。振り落とし投票があるとは考えなかったですから。