卑弥呼の時代にタイムスリップ

ごめんなさい、これを書いている空港の観光案内キャッチフレーズをパクったタイトルです。



吉野ヶ里公園の吉野ヶ里遺跡を見てきました。風は歴史と吹きわたる川沿いの台地に、復元された竪穴式住居や高床式の倉が並び、堀がぐるりと囲んでいます。
王の家があるくらいに階級がある集落になっていて、ものみやぐらで話しかけてくれた貫頭衣姿のガイドさんによれば、あっちは普通の人たちがすむ場所、というのが、やや低いところに指差されたりするのです。
副葬品の綺麗な玉や貝に感嘆しながら、少しずつ今の世に通底する、余分な欲望に、自分のやるせなさを投射したりしたのでありました。
１人で歩く社会勉強ではろくなこと考えないなあ。

一時間半、浮き世を30センチ離れて歩く遺跡でありました。
ゆっくりしすぎて、空港は滑り込みセーフ。