032-2017/06/28(水)~札幌芸術の森美術館~月光ノ絵師 月岡芳年


032-2017/06/28(水)~札幌芸術の森美術館~月光ノ絵師 月岡芳年
031-2017/04/16(日)~国立科学博物館~大英自然史博物館展
030-2017/04/15(土)~府中市美術館~歌川国芳 21世紀の絵画力
029-2017/04/14(金)~太田記念美術館~浮世絵動物園
028-2017/04/14(金)~サントリー美術館~絵巻マニア列伝
シャセリオー展よりは、良かった。
027-2017/04/13(木)~国立西洋美術館~シャセリオー展19世紀フランス・ロマン主義の異才
アングル門下の異端児テオドール・シャセリオーは、10代の初めに師に入門を許された早熟の天才ですが、ロマン主義の潮流の中でしだいにアングルの古典主義を離れ、独特のメランコリックな情熱と抒情を湛えた作品世界を作りあげていきました。アルジェリアを旅して彼の地の人々や風物を色彩豊かに描いたシャセリオーはオリエンタリスム(東方趣味)の画家にも数えられます。
しかしカリブ海のスペインの旧植民地に生まれ、父親不在の寂しさや師との芸術的葛藤を抱えつつ独自の芸術の道を模索したこの画家自身が内面に異邦的(エキゾティック)なるものを持っていました。
神話や聖書、シェイクスピア文学の一場面にせよ、東方主題にせよ、あるいは人々の肖像にせよ、いずれの作品にも漂う「エキゾティスム」こそがシャセリオー芸術の本質であり、観る者の心に響きます。
今日ではフランス・ロマン主義を代表する画家に数えられるシャセリオーですが、37歳で早逝したことや代表作の壁画が破壊されたこともあって正当な評価が遅れ、フランスでも回顧展の開催は1933年と2002年を数えるのみです。
本展では、ルーヴル美術館所蔵品を中心に、絵画約40点、水彩・素描約30点、版画約10点、写真や資料などによってシャセリオーの画業全体を紹介するとともに、師や仲間、そしてこの画家から決定的な影響を受けたギュスターヴ・モローやピュヴィス・ド・シャヴァンヌらの作品約20点もあわせて展示し、ロマン主義から象徴主義への展開、そしてオリエンタリスムの系譜のなかでその芸術の意義を再考します。
今回の展覧会は、フランスでもその作品をまとめて見る機会が少ないシャセリオーの作品世界に触れる絶好の機会となることでしょう。
シャセリオー自身の作品が少ない、モロー、ドラクロアなど。
いまいちの展覧会、入館料が高すぎる。
026-2017/04/13(木)~Bunkamura ザ・ミュージアム~これぞ暁斎 世界が認めたその画力
開催期間 2017年02月23日(木)〜2017年04月16(日) 1000-1900 無休
開催場所 Bunkamura ザ・ミュージアム
入館料金 1400円⇒ネットオークションで株主優待券700円、812円でゲット、1人756円
HP~河鍋暁斎(1831-1889)は、時代が大きく揺れ動いた幕末から明治を生きた絵師です。幼い頃に浮世絵師の歌川国芳に入門したのち、狩野派に学び19歳の若さで修業を終え、さらに流派に捉われず様々な画法を習得しました。仏画から戯画まで幅広い画題を、ときに独特のユーモアを交えながら、圧倒的な画力によって描き上げた暁斎。本展は、世界屈指の暁斎コレクションとして知られるイスラエル・ゴールドマン氏所蔵の作品によって、多岐に渡る暁斎作品の全体像を示します。
掛け軸の肉筆画が多い、版画が少なかった、ガッカリ。
025-2016/12/19・月~上野の森美術館 デトロイト美術館展
開催期間 2016年10月7日(金)〜2017年1月21日(土) 0930-1630 10/21金休み
開催場所 上野の森美術館
入館料金 1600円⇒金券ショップで1400円
HP~デトロイト美術館(アメリカ合衆国ミシガン州)は、古代エジプト美術から現代美術まで5,000点以上の作品を所蔵している全米屈指の美術館です。
本展では、デトロイト美術館の絵画コレクションの中から、モネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ、マティス、ピカソ等、名作中の名作52点を紹介する「デトロイト美術館館展」を開催いたします。
024-2016/12/19・月~東洋文庫ミュージアム 「本のなかの江戸美術」
開催期間 2016/08/17・水-2016/12/25・日 1000-1900 火休み
開催場所 東洋文庫ミュージアム
入館料金 900円
アクセス JR・東京メトロ南北線「駒込駅」から徒歩8分
HP~「本の中の江戸美術」展
東洋文庫の100万冊以上にのぼるコレクションの中核をなすのが、創設者である岩崎久彌(三菱3代社長)旧蔵の「岩崎文庫」です。「文庫」というと、文字だけの難しい本ばかりが並ぶ光景をイメージされるかもしれませんが、 実は美しい絵画資料や地図などの宝庫としても、知る人ぞ知るコレクションなのです。本展では、岩崎文庫のなかでも質・量ともに充実している江戸時代の絵巻・絵本・春画を含む浮世絵版画にスポットをあて、だれもが知る有名な作品から秘蔵の初公開品までが一堂会します。 これらの作品を読み解くことで見えてくる、日本文化の様々な表情を再発見していきましょう。東洋文庫だからこそ実現できる「眼の悦び」と「知の楽しみ」をあわせてご堪能ください。
2016/12/18・日~国立西洋美術館 クラーナハ展―500年後の誘惑
開催期間 2016年10月15日・土~2017年1月15日・日 0930-2000 月休み
開催場所 国立西洋美術館
入館料金 1600円⇒金券ショップで1400円
HP~ルカス・クラーナハ(父、1472-1553年)は、ヴィッテンベルクの宮廷画家として名を馳せた、ドイツ・ルネサンスを代表する芸術家です。大型の工房を開設して絵画の大量生産を行うなど、先駆的なビジネス感覚を備えていた彼は、一方でマルティン・ルターにはじまる宗教改革にも、きわめて深く関与しました。けれども、この画家の名を何よりも忘れがたいものにしているのは、ユディトやサロメ、ヴィーナスやルクレティアといった物語上のヒロインたちを、特異というほかないエロティシズムで描きだしたイメージの数々でしょう。艶っぽくも醒めた、蠱惑的でありながら軽妙なそれらの女性像は、当時の鑑賞者だけでなく、遠く後世の人々をも強く魅了してきました。
日本初のクラーナハ展となる本展では、そうした画家の芸術の全貌を明らかにすると同時に、彼の死後、近現代におけるその影響にも迫ります。1517年に開始された宗教改革から、ちょうど500年を数える2016-17年に開催されるこの展覧会は、クラーナハの絵画が時を超えて放つ「誘惑」を体感する、またとない場になるはずです。
ルカス・クラーナハ(父)
《ホロフェルネスの首を持つユディト》
1530年頃、油彩/板(菩提樹)
ウィーン美術史美術館