徒然なるままに、一旅客の戯言(たわごと)
*** reminiscences ***
PAXのひとりごと
since 17 JAN 2005


(since 17 AUG 2005)

【お知らせ】空の日イベント@RJTT(羽田空港)

 明日9月9日は「きゅう・きゅう」だから“救急の日”。

9月20日は「空の日」です。全国各地の空港で航空に関する様々なイベントが予定されています。

「空の日」という呼び名になったのは1992年、戦後の民間航空活動の再開から40年目にあたるこの年です。それまでは「航空日」と呼ばれていました。

1911年(明治44年)の9月20日に、山田式飛行船が1時間の滞空時間で大崎~愛宕山~日比谷公園~銀座と、当時の帝都一周飛行に成功したのだそうです。

実はその前年の1910年(明治43年)12月14日と19日に、東京代々木練兵場で徳川・日野両大尉が初飛行に成功しているのです。

が、「航空日」を制定した1940年(昭和15年)、12月では“空”の行事を行なうにはいささか寒かろう。秋空のもとの方が良いのではないかとのことで、山田式飛行船が帝都一周飛行に成功した「9月20日」にしたらしいです。

ちなみに「航空日」から「空の日」に変えたのは、“よりソフトなイメージ”を求めてのことらしいです。確かに「航空日」と「空の日」とでは、「空の日」の方がソフトな感じがしますね。
※タイトル画像は、空の日のシンボルキャラクター、くにまる(920)くん。

今度の日曜日、9月11日には羽田空港で「空の日」を記念したイベント羽田空港 空の日フェスティバル 2005が開催されます。格納庫見学バスツアー、航空関係グッズ等の展示即売、子供航空教室、全航空人美術展、航空保安大学校オープンキャンパス、航空機展示会、等など“よだれ”が出そうな催しが盛り沢山です。

興味のある方は、事前にイベント情報を調べてお出掛けになっては如何でしょうか。

羽田空港の他にも、各地の空港で様々なイベントが予定されていますから、◆空の日ネット:イベント情報◆(空の日ネット)などで、お近くのイベントを調べてみて下さい。


2005_poster_image
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今のところは大丈夫(そう!?)

 gooブログのメンテナンスが終了したようです

今のところ、それまでに比べると記事やコメントの投稿もレスポンス良く行なえています。
※午前8時~10時頃には早速に不具合も出ていたようです....大丈夫かな。

スタッフブログによると、
今回のメンテナンスにより内部構成の大掛かりな変更とサーバの追加を行いました。これにより高負荷な状態での記事などの反映の遅れが解消するものと見込んでいます。

これまで、システムの改良にはかなりの時間を割いて取り組んできました。記事やコメントの更新頻度の激しさと巨大なデータベースを前にしながら、さまざまな改良のアイデアを形にしています。魔法の杖のような決定的な改善の方法があればよいのですが、地道な努力を積み重ねて皆さんのご期待に答えていきたいと思っています
とのことです。

“解消するものと見込んでいます”ですからね。正直で結構なことです。
見込みはあるが、保証はない。

高付加状態が現れるのは、主に夜間ですから、未だ油断は出来ません。

“魔法の杖のような決定的な改善の方法があればよいのですが、地道な努力を積み重ねて”
とも書いています。
「抜本的な解決策はない。泥臭いけれど、不具合が生じればその場をしのぐ対策を講じることを今後も繰り返す。」
と言うことですよね。ほんとに正直で結構なことです。

メンテは予定されていたよりは早く終了したようです。6時半過ぎにはいつものブログのページに戻り、管理ページにもログインできて記事の投稿ができました。

「システムエンジニアの眠らない一夜」はひとまず過ぎました。ご苦労さんでした。

システム担当者諸氏はgooブログの営業部門あるいはNTTレゾナント経営に言いたいことがあるのではないでしょうか。それも本音で書いてしまえば良かったのに。

もう、こんな場渡り的な対処療法はたくさんです。これを最後にさせて下さい。
一刻も早くgooが闇雲にブロガーを獲得する営業を止め、昨今のブログブームが冷めてくれることを願っております。
と....。

gooブログの営業部門もNTTレゾナントの経営陣も、ブログのシステムにユーザが不満を漏らしたり、システムに障害が出たところで、死亡事故が起こるわけでは無い。我々は、三菱ふそう、JR西日本、JALなどと違って、人の命はお預かりしてませんから。危機管理も“顧客データの流出防止”程度で十分だ。

程度に思っていることでしょう。暢気でお気楽なご身分ですなぁ。
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何が何でもJALの三文字

 お客様にお怪我がなくてよかったです。お怪我をされたお二人の CA: Cabin Attendant (客室乗務員)さんにはお見舞い申し上げます。お怪我が軽傷とのことなので、何よりでした。

どの類の乱気流なのかは書かれていませんが、FL200 を descend 中の Moderate Turbulence とのことなので、晴天乱気流なのか雲中なのかは微妙なところです。当時の悪天予報図と中部国際空港の定時気象観測からすると、雲中かなとも思えます。
PGBE07_KKCI_061200

 RJGG 071200Z 28017KT 9999 FEW020 BKN/// 28/21 Q1006 NOSIG
 RJGG 071130Z 26009KT 9999 FEW020 SCT120 BKN/// 27/22 Q1006 NOSIG
 RJGG 071100Z 23008KT 9999 FEW020 BKN120 BKN/// 27/23 Q1006 NOSIG
 RJGG 071030Z 23010KT 9999 FEW020 BKN120 27/23 Q1005 NOSIG
 RJGG 071000Z 20012KT 9999 FEW020 BKN120 27/23 Q1005 NOSIG

結果論ですが、お客様も少なかったようなので、もう少し早めに片付けて着席しておけば良かったですね。

さて、各社の見出しの差にご注目。
 時事通信:乱気流で乗員2人軽傷=伊丹着JALエクスプレス機
 朝日新聞:JAL系機、乱気流に入り乗員2人けが 駿河湾上空で
 読売新聞:JAL系機客室乗務員、乱気流で2人けが

事実のみを淡々と簡潔に報じているのは、時事通信、流石、ニュース配信を専門とする通信社としてのモラルが守られています。

何が何でもJALの三文字を先頭に出しているのは、朝日新聞と読売新聞、しかも“系機”と申し訳程度に付けることで、実際の Operator は JAL Express (JEX) であることを指摘された際への対策怠り無く。

朝日新聞に至っては、何としてでもマイナス要素を盛り込み、批判的に書こうとばかり、重箱の隅から見つけた話題は、着陸時刻から空港事務所への報告に要した時間を書いている始末です。なんとも滑稽です。

着陸は8時24分ですが、駐機場への Block IN は8時31分。お客様に全員降機していただいて、Cockpit は Ship Log に機体の状況を記載し整備さんに申し送り、CAはお客様降機後のセキュリティ・チェックを行ないますので、当該便の乗務員が機体から離れたのは、8時50分前後ではないでしょうか。その後、軽症を負ったお二人のCAと運航乗務員は航務に出向いて、状況報告と Captain Report の作成が行なわれたのだと思いますが、航務のオフィスに着いた時点で9時頃でしょうから、Captain Report が提出され、それをもとに空港事務所に報告すれば10時頃にはなるでしょう。
Captin Report は、事実のみを正確・詳細に書くのですから、5~6分でねつ造記事を書くのとは訳が違うのですよ。
伊丹空港のJCABは24時間体制なので、空港事務所の方に残業を強いた訳でもない筈なのですが、何か問題ありますかねぇ。



JAL系機、乱気流に入り乗員2人けが 駿河湾上空で(朝日新聞) - goo ニュース
 7日午後7時55分ごろ、静岡県の駿河湾上空を飛行中の仙台発大阪(伊丹)行きジャルエクスプレス(JEX)2210便(乗員7人乗客38人、DC9―81型機)が乱気流に巻き込まれ、女性客室乗務員2人が頭や手首に軽いけがをした。乗客にけがはなかった。

 国土交通省大阪空港事務所によると当時、同機は高度6000メートルを高度を下げながら飛行していた。けがをした客室乗務員は機内サービスの後かたづけのために機内を歩いており、1人は天井に頭をぶつけるなどして頭などに軽い打撲を負い、もう1人も右手首を打ったという。乱気流は、固定していないものが動き回り、食事サービスなどが困難になるとされる「中程度」だったという。

 同事務所によると、大阪空港への到着は午後8時24分。乱気流に遭ってけが人が出たという報告が同社からあったのは午後10時ごろだったという。

2005年 9月 8日 (木) 03:03

乱気流で乗員2人軽傷=伊丹着JALエクスプレス機(時事通信) - Yahoo! ニュース
 7日午後7時55分ごろ、仙台発伊丹行きJALエクスプレス2210便DC9型機(乗客乗員45人)が、駿河湾上空6000メートルで乱気流に巻き込まれ、女性乗員2人が頭部打撲などの軽傷を負った。乗客にけがはなかった。

(時事通信) - 9月8日2時7分更新

JAL系機客室乗務員、乱気流で2人けが(読売新聞) - goo ニュース
 7日午後7時55分ごろ、仙台発大阪(伊丹)行きジャルエクスプレス2210便(DC9―81型機、乗客、乗員45人)が静岡県沖の駿河湾上空で乱気流に巻き込まれ、客室乗務員2人が天井に頭をぶつけるなどした。2人はいずれも軽傷。乗客にけがはなかった。
 同機は定刻より11分遅れ、同8時31分に大阪空港に到着した。

 国土交通省大阪空港事務所によると、同機は高度6000メートル付近を飛行中で、客室乗務員2人は機内サービスの後片付けをしていた。揺れが15秒ほど続いたが、乗客のほとんどはシートベルトを締めていたという。

2005年 9月 8日 (木) 01:23
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