徒然なるままに、一旅客の戯言(たわごと)
*** reminiscences ***
PAXのひとりごと
since 17 JAN 2005


(since 17 AUG 2005)

南から、北から

冷えました。冬将軍のお出ましで、各地から木枯らし1号の便りが聞かれます。

上空も相当に風が強いようで....。
コアが FL350 で 210 kt という兵も予報されているようです [タイトル画像も参照]

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こんなとき、NOPAC Route System が定めた5本のルートを南西進するのは痛手が大きい。

(たとえ、見かけだけなのかもしれないけれども)平和であることに感謝です。
お陰様で、米国東海岸から本邦への便は、ほぼ大圏ルートに近いルートを飛んで、この時期としては十分な BLK TIME 13時間41分と、前日よりも40分も短い時間で到着です。

GREKI V419 JUDDS CAM BUGSY CHARN NCA31 GUBAK NCA31 DASPO NCA31 VOLOB 7030N 15700W LISKI A218 UHMI B337 BUMAT B233 ODORA B337 ANIMO B337 AWE V7 CHE Y10 GOC R211 KASMI

米国西海岸からの便は、ジェット気流を南に避けて、ひたすら西進のルートであります。
Ground Distance は大幅に長くなるのですが、それでも忍の一字、BLK TIME 11時間24分で、前日のそれよりも短くて済みました。

GAPP3 SFO ALCOA CEPAS COBAD 4100N 14000W 4300N 15000W 4200N 16000W 3900N 17000W 3700N 18000E 3500N 17000E 3400N 16000E 3500N 15000E SEALS OTR13 VACKY OTR14 PETAL OTR20 LIBRA

昼食を終え、ゴロリと横になっている頃、西海岸からと東海岸からの両便は一所懸命に西進,南進しておりました。



東経170度を横切った緯度は;
 南に避けた西海岸からの便では北緯35度の太平洋上空
 北に避けた東海岸からの便では、北緯66度のロシア上空
  ( 航空路 B337 の KOPLI と UTOKA 間 )


米州からの大圏ルートをイメージするためのおまけとして、ICAO AREA I の衛星写真をどうぞ。

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気が付けば5年目突入 !?

 注意力散漫というべきか、物忘れが激しくなっているというべきか....。

ついさっき、己のブログのヘッダ部分を見てふと気が付いたのでありまして、

 since 17 JAN 2005

ということは、なんやかんやで丸4年が経過し、5年目に突入したっていうことですか。

編集画面の 【PAXのひとりごと】の記事一覧 に登録してある記事が、719件(草稿中でボツ記事も含む)、コメント管理で、コメントの数は1135件。

アクセスカウンタは、開設から7ヶ月遅れでカウント開始したのですが、24万。

よくも、多くの駄文を連ね、それに懲りずに多くの方が足を運んで下さって、本当に感謝感謝です。

いつまでたっても進歩が見られないけど、まぁ、こんなもんでしょう。

これからも、どれだけ書けるか、いつまで続けられるか、何ら commit できませんが、

 “徒然なるままに、一旅客の戯言(たわごと)”

を書けるときに、気ままにマイペースで....。
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加賀麩 不室屋 宝の麩

 小寒が過ぎ、大寒まであと一週間ほどですが、寒さが本格化しているようで、今朝も寒かったぁ。明日も明後日も寒いらしいとのこと。寒さに加えて、何かとお忙しで、じっくりと記事を書く時間がとれません。

# Airbus A380 の Wake Turbulence、Enroute Radar Separation の図は書いたのだけれど、本文が....。再確認したいこともあるし。

まっ、焦ったところで始まらない。

昨日、財務大臣がとある方からお土産をいただいたそうで、金沢は 加賀麩 不室屋 の 「 宝の麩 」。

「お湯を注ぐだけ」ってところは、小生のランチに酷似しておりますが、お味は比べては失礼なほど上品でありまして、ついついお椀もいつもとは違ったもので頂きました。

この週末は、旧友と久々に再会の予定。

お店は決めてくれたようで、どうやら、
となりそうな気配です。

久しぶりだから、きっと呑む、喋る、呑む、の spiral 。

結末は推して知るべし....、であります。


コメントで Altimeter Setting に関するご質問が来ておるのですが、素人の小生が的確に返答できているとも思えないので、どなたか、識者のヘルプをお願いいたします。
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冬至の夜は

 そうか....きょうは冬至だった。

夕方、買物に出掛けたときには、強い風。しかも生温い。

今宵は「柚子湯で暖まる」って感じではございませんですね。

# 明日の夜“岩盤浴”にでも行くか !!??

RJTT 211200Z 20020G32KT 9999 FEW030 18/10 Q1012 RMK 1CU030 A2990

世の中、進歩したものです。寝床でゴロリとなって音楽を聴きながら、METAR が見れるようになったのですから。



成田もKIXも生温いけど、風はマズマズか....。千歳は流石に氷点下だけれど、これでも暖かいのかな....。

さて、Movie 観て寝ようかな。
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ささやかなクリスマス飾り - 2008年版

 今宵は外気も暖かでしたが、このところ外気も,世相も,景気も,懐もお寒い限りで....。疲れ果てて帰宅して玄関を入り、ほんとささやかな飾りつけではありますが、この暖色系に“ホッ”とする - 今年もそんな季節になってしまいました。

一年の経つのが早いこと....。それにしても、よくもまぁ、ここまでサボったものです。

鈍感な小生には飾りつけについて、てんで解りませんが、財務大臣殿は、毎年々々趣向を凝らしているようで、それをネタに

 『あんた、今年はどこが変わったか解る!!??』

と問い詰めてくる訳でありまして、まるで、どこぞのお国のモゴモゴモゴ

昨年 のそれと密かに比べてみて、確かに飾りつけは違うのですが、要は CNFG の違いを答えるのではなくて、新しい装備品を答えねばならないのです。
この不景気で叩きのめされた上に、脳味噌がスポンジ化しているオジサンには、なんと酷なことでありましょう。

迂闊に「これ」なんて指差そうものなら、財務大臣の航空関連予算縮小攻勢に火に油を注ぐことになりかねないし....。

う~ん、このキャンドルスタンドは前からあったしなぁ....。

こういうときは、「雄弁は銀、沈黙は金」「多言は一黙に如かず」。

いや、どっちも違うな。


どうやら、この「松ぼっくりさん」


と、奥に鎮座している VORDME チックな品


が、新装備らしいのでありました。


10ヶ月近くもサボってしまいました。

これから先、以前のように投稿できるかどうかは甚だ疑問でありますし、寄せていただいたコメントにお答えできるか、それも自信がありません。

が、まぁ、タイトルにもあるように “徒然なるままに” 書けるときに、思いついたことを綴れれば良いなぁ、と考えておりますが、これが『最終投稿』になるやも知れず、期待せんといて下さい。

P.S.
 KaVo さんはじめ、小生がサボっている期間中にコメントを寄せてくださったり、訪問してくださった方々には失礼の程をお許し下さい。また、お寄せいただいたコメントへの個別の返信はご勘弁いただきたく、お願いいたします。
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仕事納め後の “ INCURSION ”

 仕事納めも何とか乗り越え、すっかりお休みモード突入予定であったのですが、歳末大サービスということで。

とある投稿に以下のコメントが寄せられました。

滑走路侵入は直訳だと思いますが、運用面では滑走路誤進入と解釈してもよろしいのでしょうか。
コメントをいただいた記事の投稿内容が、質問内容とは関係していないので、ここで簡単に上のご質問への回答を。(毎度のことながら回答にはならないと思いますが)。

ご質問は、
 Runway Incursion ->( 直訳 )-> 滑走路侵入 ->( 運用上の解釈としては )-> 滑走路誤進入?
とのことだと理解しました。

日本語は難しいですね。奥が深いです。

私見ですが、“滑走路誤進入”は Runway Incursion の一つだと考えます。

ICAO の定義では、

As defined by ICAO, a runway incursion is “any occurrence at an aerodrome involving the incorrect presence of an aircraft, vehicle or person on the protected area of a surface designated for the landing and take-off of aircraft.”

となっています。
[参考文献: ICAO Journal Vol.62 No.1 JANUARY/FEBRUARY 2007 ]

昨日届いた AIM-J 2008 年前期版には、

【 RUNWAY INCURSION 】:離着陸に使用されている滑走路に、航空機,車両等が不適切に進入することをいう。この事態は重大な事故につながる可能性がある。

と記されています。

AIM-J では、“ 進入”ではなくて、“不適切な 進入”と解釈しているようです。

「誤」と「不適切」の違いは何だ、ということになりますが、小生、国語学者ではありませんし、これでも理系の端くれでございまして、国語力の無さは自他共に認めるところで、正解は皆目見当がつきません。

以下は、小生が抱いている雰囲気によるものですが、

 「誤」 - 悪気はないのに、不注意から間違って進入してしまった
 「不適切」 - 背景にある心情・意図には無関係で事実として許可無く進入した

と解釈しています。

この解釈は、ICAO の定義にある「 any occurrence at an aerodrome involving the incorrect ~ 」に近いと自分ひとり勝手に思っているのですが如何でしょうか。

正直言って、Runway Incursion は Runway Incursion で、ドンピシャの日本語訳は無い、が本音です。本来進入してはならないのに進入したのですから、それは(安全性を)脅かし、『侵した』ことと考えておりますので、小生は“侵入”との文字を使った(使っている)次第です。

AIM-J では “航空機,車両等”ですが、ICAO の定義では “ person ”も含まれています。

また、AIM-J では “滑走路に” ですが、ICAO の文面をみると “ the protected area of ~ ”となっています。

航空機 が、管制からの許可がないまま滑走路に誤進入するのは、間違いなく Runway Incursion です。許可なく滑走路を横断してしまうのも Ruway Incursion です。

が、Runway Incursion の対象は 航空機 だけではありません。

いつのことだったか失念してしまいましたが、航空会社の管理下にある が、『海が見たくなった』といって羽田のC滑走路を横断したことがありました。あれも、立派な Runway Incursion です。

また、ILS Critical Area 内に、空港管理の車両が無許可で入り込み、ILS Localizer / Glide Slope の電波を擾乱させたなら、それもまた立派な Runway Incursion ですし、今の季節柄、可能性として考えられるのは、滑走路除雪 や friction 測定のために、許可なく滑走路に入ったり、ILS Critical Area 内で待機するのも Runway Incursion となります。

このようなことから、RUNWAY INCURSION == 滑走路誤進入 とは言い切れない、というのが私見です。

やはり、冒頭で述べたように回答とは程遠い発散具合となってしまいました。悪しからずご了承ください。

日本語は難しいですね....。

では、良いお年を!

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仕事納め

 本年の最終出頭日は明日28日なのですが、既に気分はすっかり“仕事納め”であります。

公私共にいろいろとあった2007年でしたが、残り五日間となりました。カウントダウン。

バタバタしていたためか、一日一日はそこそこ長く感じる(且つ苦痛?)のですが、一年間を振り返ると『あれま』と思う間に過ぎてしまった感があります。

“人生対数軸”が自論の小生としては、この歳の一目盛(一年分)は若かりし頃の目盛では0.何某(?ヶ月分)であることを痛感しています。

さて、年末年始はどのように過ごすか、この一年を象徴するように“怠惰”にゴロゴロするか、心機一転、New Year Resplution を前倒しするか....。

年末年始の繁忙期、公共交通機関をはじめ、お仕事をされる方々にはご苦労様です。近年は別の意味でも季節感が無くなったと言えるのでしょうか、年中無休のお店も多くなっているので、元旦も営業、あるいは休んでも1月1日だけ、が此処彼処にあるので、昔のように「正月に備えて~」の気分も希薄になってしまいましたね。

あれれ、29日にお座敷がかかり、2便が入ると、初日の出を見れない....!?。

2008年が良き年となりますように。皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。


新年の営業開始日は未定です、悪しからず。


【21:45 追記】

郵便物の山をかきわけたら、JAPA から封書が届いておりました。

AIM-J 2008 年前期版に加え、JAPA の「50周年。」記念誌も。

“冬休みの友”が届きましたです、ハイ。
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ささやかなクリスマス飾り - 2007年版

 我が家の財務大臣対策としてクリスマス前に本投稿をして財務大臣をヨイショすることがこの不景気下ではきわめて重要でして。

2005年2006年 とこれまでに2回、ブログ開設後は欠かさず投稿してきた“ささやかなクリスマス飾り”シリーズの第3弾であります。

何せ猫の額ほども無い玄関のスペースを利用しての飾りつけですから、毎年、基本パターンは変わらないのですが、財務大臣殿がちょこちょことアレンジを変えては毎年12月にクリスマスの雰囲気を醸し出してくれております。



特にどうということはない飾りつけですが、12月になって急に寒さが厳しくなり、寒空の下、鼻水を垂らしながら気忙しく帰宅してこの光景を眼にすると、どことなくホッとすると言うか、温もりを感じるのであります。

とは言え、漠然と眺めていたのでは、予算折衝時の切り札を得ることができませんから、どこかに“新たな設備投資”がなされていないか目を皿のようにして発見に努める訳でして、あれっ、これは初お目見えではないか?



と思ったら、これは去年、既に登場済みのアイテムでありました。

危ない、危ない、切り札どころか墓穴を掘るところだった。

ありゃ、このペアのサンタさん、去年いたっけ??

今年はサンタさんがクリスマス・プレゼントを届けてくれるかなぁ?

靴下を吊るして待つことといたしましょう。

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ThinkPad 故障再び ... 天罰

 約1年半前と同じ症状が再発です。

メインマシンとして活躍中だった ThinkPad T42 が、昨夕、突然に電源が落ちて、再起動を試みたら Beep 音と共に
 "Fan Error"
と表示され、Windows が起動しません。

普通にしていると(とある操作をしないと)、電源投入後からの F1 キー連打でも BIOS 設定画面にすら入れません。

この症状、冒頭でも述べたように、2005年12月14日に発生した不具合と同じでありまして、そのときは、“保障期間内”ということもあり、即刻入院させて修理したのでした。

今回も修理に出そうか・も少し待つか悩みましたが、当該マシン、HDD を購入時の 80GB から 160GB への増設させており、中にはデジカメで撮影した画像データや iPod で楽しむ兼語学学習用(一説には眠りを誘う)BBC, CNN, ABC, FAA などの Podcast のデータも相当に入っているのです。

普段から一番使っているマシンなので、愛着もありますしね。

データ類のバックアップは抜かりなく実施しているので、この際、予備機へ機材変更しても良いのですが ~何と予備機の方がスペックが上;PW7074 の -200 から GE90-115B の -300ER に乗り換える感じ~ 、データの移行の手間、修理代はいくらか、直ってきたその後どうする?(日常的に、巨大推力の快適さを暫し味わってしまうと....)など等を考えて、速攻でドック入りさせるのは思い留まっております。

Beeper が鳴って Fan Error が表示されても、Escape キーを押すと、protection override できることは前回の故障で経験済みでして、起動は問題なくできるのです。

が、いまどきの『心で踊るのよ』社のプロセッサは、チップセットやグラフィック・チップ等とも相まって適切な冷却無しでは、あっという間に温度が上がり、Overheat Protection で何の前触も無く電源を落とすのは明白です。

“暫らくは使おう”と決めたからには、"Fan Error" を補う策を講じなければなりません。

早速、携帯電話の FeliCa Chip の Area 0 に 32 Block を割り当てて入っている、某ポイントを調べたら、1万円以上を捻出できるではありませんか。

『よし、これだ!』と、オペセン帰りに、某所のヨ○バ△へ Technical LDG です。

最近は Note PC 用のファン付き冷却台座も種類が豊富になり、選択肢が増えました。

見た目、強力そうなクーラーパッド(アルミ製で DC5V で2つのファンをぶん回す;USB 給電のものもあったが、己を冷やすために己の電力食われたのでは本末転倒と判断)と、PCMCIA スロットに差し込んで、PC 内部の熱を逃がす FAN (こちらは、USB Bus Power だけれど、USB port はクーラーパッドに備えるそれを利用)をポイントで入手、こうして慣れたマシンで、内心ビクビクしながら書いているのであります。

放熱効果も良好で、また、ThinkPad T42 に備える「バッテリー省電力ウィザード」で“ FAN ERROR 対策用設定 ”なる新たなプロファイルを作成、AC 駆動時の CPU Power 等を抑え発熱を防ぐ設定を施したので、期待通り、いや、期待以上の効果が得られていると言えましょう。

その代償として、高スペックのデスクトップPCを凌ぐ音がしておりますが....。

それにしても、何故にぶっ壊れたのでしょう。パーツ交換しても1年半でまたぶっ壊れるとは....。

原因は何となく解っているのです。

“天罰”です、生意気なことを言った。

○○さん、ごめんなさい。


きょうのところは、まだビクビクで「時間との勝負」で仕上げてますが、ちょっと落ち着いたら、仕入れたブツの写真をば掲載するつもりです。
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Dreams will come true ? ( Phase I )

 「セーフコ・フィールド」を本拠地とする“マリナーズ”、背番号51の“イチロー”選手はメジャー7年目の今シーズンも打率3割6歩と好調で、7年連続200本安打の記録(彼には一つの通過点なのかもしれませんが....)に向けて活躍を続けているようです。

現在、“マリナーズ”は、“オークランド・アスレチックス”とアウェイ(マカフィー・コロシアム)での四連戦中。三戦目となる七夕のナイトゲームは4-0で完封勝利、三連戦成績を●○○の2勝1敗とし、明日のシアトルの街にエールを送りました。

一夜明けて、7月8日[日]の午後〔現地時間〕には、いよいよ Dreamliner こと Boeing 787 の初号機が Boeing 社の Everett 工場の組み立てラインからお外に出ます。 Roll-Out です。

未だ空を飛ぶ訳ではないので、複合素材をふんだんに使った“張子の虎”ではありますが、いよいよ、その現物が公衆?の面前に現れる訳です。

末っ子?のデビューを祝うために、Boeing 社では、歴代7シリーズを並べて、Roll-Out をお出迎えする演出を行なうようです。

予報によると、明日のお天気は「晴れ時々くもり」、予想最高気温は71F(約21.5℃)とちょっと低めですが、きっと夢の第一章にはまずまずではないでしょうか。

787デビュー前日である、7月7日の午後7時7分(米国の表記では、7/7/07 )に、Boeing 707 が Boeing Field に降り立った、その時点から Dreamliner Roll-Out イベントは開始されているのでした。

以上、シアトルよりPAXがお伝えしました....、と言ってみたい!!


A 707, on 7/7/07, landing at 7:07

Before the landmark 787 Dreamliner arrives tomorrrow, Boeing honored those models that came before — and with a dramatic sense of timing. Seizing once-a-century opportunity, the company landed a parade of its 700-series planes at its Seattle field within minutes of one other, starting with this 707 at 7:07 p.m. on July 7th, 2007.

The Seattle Times: NEW - 09:35 PM
© 2007 The Seattle Times Company
Photo: ERIC KAYNE / THE SEATTLE TIMES
© 2007 ERIC KAYNE / THE SEATTLE TIMES
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季節?のお届け物

 年2回、茶封筒に入った所謂“冊子小包”が届きます。夏のこの時期、近年は専ら クロネコメール便 でヤマト運輸さんがポスト投函、お届け物が来ると、『嗚呼、今年もまた一年の半分が過ぎてしまったなぁ』と歳を痛感するようになって早何年....でしょうか。

第46号(2007 年度後期版)の主な改訂点は;

どれどれ、

1.那覇国際対空通信局が~云々~

2.高速離脱誘導路の誘導路中心線灯に~云々~

3.太平洋上の洋上管制区におけるデータ通信の~云々~

と、39.まで。

なるほど、なるほど。

今夜の睡眠導入書は、この最初のピンク・ページですね。

真剣に読んでしまってかえって逆効果かなぁ。


と、言うことで、NPO法人 AIM-Japan 編纂協会 事務局から

 AIM-j 2007 年後期版 2007.July.1 ~ December.31

が届いていた、梅雨の蒸し暑い夜なのでした。
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あと一か月もすると...

 月日の経つのは本当にはやいものです。もはや「水無月」。「水無月(みなづき)」の“な”は“無い”の意で「無」があてられておりますが、本来は“な”ではなくて“の”が正しく、「(みのづき)水の月」、つまりは「田んぼに水を引く必要のある月」の意味が正しいのだそうで。そう考えると、陰暦六月の異称としては合点ですね。

夏の水不足防止のためにも、お水は大歓迎なのですが、適度に降っていただきたいものです。全面「真赤っか」のエコーに青ざめ、Cb と格闘するのはご勘弁願いたいですな。

さてさて、苦あれば楽無し?慌ただしさは相変わらずでありまして、そんなこんなで、ちょいとスランプ気味です。

が、『雲上快晴』。

ボーイング社では、来月の特別な日に向けて、着々と準備が進んでいるようです。

夢先案内人ならぬ“ DREAM )LIFTER ”が一所懸命 787 Dreamliner のパーツを運び、あと一か月もすると、初号機が Everett 工場で roll out です。

ボーイング社の社内誌?(的存在の雑誌)にも、「 Getting ready to roll 」と題して、以下のような書き出しで始まる記事が載っておりました。

787 team's aiming for 07/08/07 rollout ―― and to fulfill promises

Keep this date in mind: July 8, 2007. That's 07/08/07 in the United States.

It's an easy date to remember for Boeing stakeholders ―― especially for employees of Boeing and its global partners who support the Boeing 787 Dreamliner airplane. On that day, the first 787 is set to roll out of the Boeing factory in Everett, Wash.

Employees on the 787 team at Boeing and its supplier partners are woring toward the July 8 787 Dreamliner Premiere ―― one of the many milestones along the path of this revolutionary airplane. Through their efforts and use of innovative Lean manufacturing processes, the 787 Dreamliner soon will roll out of the factory ―― and will be aloft later this year, on its way to provide improvements in passenger comfort, economic performance and enviironmental stewardship.

(Scott Lefeber, Travis Nees, BOEING FRONTIERS Volume VI, Issue II pp.28)

787 だから 2007 年 07 月 08 日ねぇ。これをきっかけに、米国式の日付表記方法を覚えられるかな....。

遙々、名古屋から Everett に運ばれた主翼も取り付けられ、787 が Roll Out してくるのは「七夕」の翌日(日本だと時差の関係で翌々日かな)ですか。

短冊に「無事故、安全運航」を願わねば....。


コメントを寄せて下さっている皆様、返信が大幅遅延で申し訳ございません。
重整備中でして....、もう少しすると TST FLT できると思いますので、耐空性が証明されるまでお許し下さい。
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謎の高熱!?

 ある意味では、センサー+警報装置が正常に働いていることが証明されているのですが、こうも Carry Over ではねぇ....。航空会社なら、お上からお叱りを受けること間違いなしですな。

風薫る五月、沖縄地方では既に梅雨入りしたそうですし、先日は2007年台風第2号が小笠原諸島に接近したため、頻繁に携帯電話がブルブル震えて気象庁発表の台風情報が TAF の合間に送られてきました。

ブルブル震えたのは携帯電話だけではなく、老体も悪寒に振るえ、高熱を出す始末。

EICAS MESSAGE "BRAIN R OVERHEAT" が表示され、beeper も鳴ったので、Thrust を IDLE に絞ると、MESSAGE は消えるのですが、それでは仕事に支障が出るので、ちょいと Advance すると、また EICAS MESSAGE が出る。

降りて、メカニックさん〔お医者さん〕に見てもらっても、特にこれといった不具合は見つからず〔「季節の変り目、風邪かな?」と仰る〕、Carry Over として〔お薬を処方してもらい〕だましだまし過ごした一週間でありました。

巷では、麻疹が流行の兆しで大学生諸君は休講になったりと大変なようです。

この発熱は何なんだ?

とのことで、今月もご多聞に漏れず「投稿できず」が継続中、申し訳ございません。

さらには、いただいたコメントにも返信ができない状況で、大変に失礼をしております。

どこぞの大先生が曰く『基本設計が古い』、それに大激怒、大反論してしまった小生ですが、そんな反論をした張本人の右脳は『基本設計が古い』ことに加え、劣化が進んでいるのですかね....。

体調が悪いと、途端に小心者になってしまうオヤジなのでした。

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印刷した翌日に届いた

 “ FAA-1999-6717 ”とのタイトルで書いた記憶があるなぁ、とおもっていたら、某SNSの日記に書いていたのでした。本年1月27日のこと。2ヶ月後には記憶が曖昧になってしまうとは、歳はとりたくないものです。

“ FAA-1999-6717 ”と聞いて、「あっ、ETOPS 207 の Docket/Document ね」とお解かりの方は相当に通(つう)ですね。

ETOPS 207、所謂 207-Minute Extended Range Operations with Two-Engine Aircraft (ETOPS) のことですが、FAA: Federal Aviation Administration (米国連邦航空局)は、この2月15日から、FAA の ETOPS 規則を変更しました。

変更に関するアナウンスは、(原文で失礼)以下の通りでありました。

This final rule applies to air carrier (part 121), commuter, and on-demand (part 135) turbine powered multi-engine airplanes used in extended-range operations. However, all-cargo operations in airplanes with more than two engines of both part 121 and part 135 are exempted from the majority of this rule. Today's rule establishes regulations governing the design, operation and maintenance of certain airplanes operated on flights that fly long distances from an adequate airport. This final rule codifies current FAA policy, industry best practices and recommendations, as well as international standards designed to ensure long-range flights will continue to operate safely. To ease the transition for current operators, this rule includes delayed compliance dates for certain ETOPS requirements.

DATES: Effective date: These amendments become effective February 15, 2007.

この規則改訂、実は -と言うほどでもないかな- FAA としてはもっと早期に実現したかったのです。

2003年11月には NPRM: Notice of Proposed Rulemaking を出して「これこれ、このように変更しますよ」と通知を出したのです。が、同年12月には「そんなに性急に変更するな、もっと議論を尽くせ」との
 “ Request for Extension of Comment Period ”
が NBAA: National Business Aviation Association, Inc. から出され、その後、数多の意見が各方面から出され(本邦からは日本航空が2004年3月に comment を提出しています)、約3年間の長き期間を経て、改訂規則が発効されたのでした。

この FAA の新たな ETOPS ルール(厳密には、14 CFR parts 1, 21, 25, 33, 121, and 135 の一部が改訂される)、それを説明するドキュメントは約300頁にも及び、中々、手強いので「“中途半端”に投稿はできないな(自分なりに咀嚼しなければ)」と躊躇し、「なにか良い教材は無いかなぁ~」と探していたのでした。

と、ここまでは“枕(まくら)”。
AeroSafety WORLD MARCH 2007
そうこうしているうち、Flight Safety Foundation の月刊誌、AeroSafety WORLD (旧 Aviation Safety World )の3月号に良い解説記事- ETOPS FOR ALL - NEW FAA RULRS EXPAND SCOPE -を発見。

いずれ手元に雑誌が届くのは解ってはいるのですが、辛抱強さに欠落する性格が、紙資源とトナーを無駄遣いして印刷、ゴロリと寝転がりながら眺めたのが昨日のことでした。

で、先程帰宅すると、机の上には FLIGHT SAFETY FOUDATION からの封筒が....。

中身は当然のことのように AeroSafety WORLD 3月号なのでありました。

一日辛抱していれば、紙資源を無駄遣いせずに済んだのに....。

反省。

“枕(まくら)”に使った ETOPS ( Extended Operations (ETOPS) of Multi-engine Airplanes )の件は機会を見て....。

※投稿できる保証はどこにもありません。「予定は未定」と言うことで....。
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こ、これは…あの…

 先日、 Digital Aviator さん が『 サッポロビールなキャラメル 』との投稿をされておりました。

そのときは、「ほ~っ、世の中にこんな商品もあるんだ」「やはり小生にはビールに合う“じゃがポックル”かな」「コンビニ限定商品だけど、当該商品は別名で買えるようになって良かった・良かった」程度思って拝読しておりました。

当該記事の コメント を読み進めていくと、「tsugumin」さんの以下のコメントが....。

ジンギスカンキャラメルは買わない方が身の為ですw
ネタ的に今イチですが、
ハスカップキャラメルが一番おいしいと思います☆
「世の中には“ジンギスカンキャラメル”なるものもあるのか」と共に何故か「> 身の為ですw 」のフレーズを無意識のうちに関連付けていたのでした。

で、きょう(厳密には“昨日”ですね)、会社の給湯室のお土産コーナー?を何気なく見たら、ぐぅぇっ!「ジ・ジ・ジンギスカン」だぁ。

ジンギスカンキャラメル


誰が買ってきたんだろう、とイントラでスケジュールを確認すると、数人の候補者が....。まっ、あの方かな?

う~ん、やはり読むべきものは Digital Aviator さんのブログだなぁ。そして、当然ながらコメントも隈なく目を通す。これ基本。

この写真はイメージです。
Digital Aviator さんの
 “ジンギスカンキャラメルと共に並んでいました”
のレスにすかさず反応してくださった 「tsugumin」 さんのコメントがなかったら、イメージ写真につられて、

 “身の為”

の教えに反する行為に出ていたでしょう。

(心の奥底からは“好奇心”の悪魔のささやきも聞こえたのですが....;
 一方で、何で“ハスカップキャラメル”買ってこなかったの?との怒りも;
 いやいや、折角の「お土産」、そのような発想は良くありませんね。反省)

もう一つの「お土産」は、完売状態であったのですが、こちらは…未だ9粒残っているようで....。

残り9粒


帰宅前に覘いたら、完売していたので『目出度し、目出度し』。

「Digital Aviator」さん、「tsugumin」さん、貴重な保安情報?をありがとうございました。
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